バカにしないでくれます？2 (ページ5)

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脅すなんて！ひーんページ5

脅されたのでテニス部マネージャーに入る事が確定した。不覚すぎてかなり泣きそう。

考える、とは言ったものの今の段階で口外しはされたくないので言うことを聞きます。ひーん

『おすおす、仕方ないから私がやってやろう……。あー、マネージャーやる分には別に構わないけど、私も一応忙しいから来る日とか穴あくよ。』

幸村｢何とかしてよ(*^^*)｣

『そんな無茶な』

幸村くんが本性を出してきた。なんて理不尽だ、畜生。

『せめて、放課後は身内と何時でも連絡が取れるようにして欲しい。そうしてくれるなら何とかしてあげるよ。(多分)』

幸村｢え、藤蝶さんって身内いるの？｣

『……は？いるに決まってんd』

幸村｢でも賢治くんはいないって言ってたよ？あの子が嘘つくわけないよねー？｣

……あの子は一体どこまで私の個人情報を漏らしたのか。怖くなってきた、ひい

『本当の親はいないよ。とっくの前に死んでる。でも私のことを養ってくれてる叔父さんがいるの。』

とりあえず森さんを叔父にしとこうと決めた。事後報告できまり！

『まぁ、これ以上踏み込んだことは聞かないで。私も気分が良くないしさ？』ﾆｺﾘ

気分が良くないって言っても説得力の無い顔をしてるだろう。死んでるのは本当、でも死んでくれてありがとうってレベルで嫌いだった。

私の元親は最低な人間で、いつも早く死なないかなこいつって思ってた。親と言っても父の方だけなんだけどね。ここで話すと長くなるからこの話は置いとこう。