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いこうぜ合宿 ページ30

部活は終わり、今日から合宿だ



期間が長くて普通に連休終わるけど学校はどうすんだ?と聞いたら「跡部が何とかしてくれるって〜(*^^*)」なんて言う部長。



学校の授業すらどうにかする主催者凄すぎない?そのまま私の仕事もどうにかしてくれ(懇願)



幸村「全員揃ったかい?じゃあそのままバス乗って、行こうか」



全員ぞろぞろと乗っていくから私も1番最後に着いてバスへ乗り込む



こんな窮屈で人との距離が近いなんて……彼らが安全なのはわかるけどなんとも言えない、精神落ち着かんぞ……



私は空いてる所へ1人で座る。人数に対してバスがでかい、そしてダサい。なんだこれと思った



彼らとは2、3列くらい開けて離れたところにいる。最近の寝不足続きに対して、睡眠を少しでも取り返そうとアイマスクをして寝る体勢に入る。



『2……3、5、7……11...13、17、19……』



これが私の寝る時のルーティーン



なかなか寝付けない時に皆は羊を数えるよね?それと同じ。



『……563、ごひゃ……』



そこからの意識はない



ー 幸村side ー



皆いつも通りワイワイすると思ったけど、そんなこと無かった。いや、最初だけは少し喋ってたけど途中からその声はなくなった。



一つだけ、ぽつりぽつりと呟く声だけ聴こえる。



切原「この声ってA先輩ッスよね……」



丸井「何言ってんだ?数字なのは分かる」



柳生「これは……素数ですね」



彼女の頭の中にはどれだけの数字が入ってるんだと一同は思った



急に声が聞こえなくなったので心配になったが、その後に僅かな寝息を聞き取ったため寝たのだと判断。マネージャーが寝てるので起こさないように皆小声で喋ってる。珍しい光景に思わず笑いがこぼれた

素敵なお屋敷だ……→←ごめんなさいの言葉



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作者名: | 作成日時:2022年8月9日 14時

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