元気にしてた? ページ20
言われた通りに中也のあとを追いかける。一触即発ならないといいんだけどな……
カツンカツン、中はよく足音が響く。どこかなぁ、と探してたら声が聞こえる。
「〜〜!」
この声は中也のものだと思い声の聞こえるほうへ足を向ける。
ドンッ
声がしたと思ったら、その直後に聞こえた物がぶつかるような鈍い音。重力操作でなにか潰したな?あいつ
『……あ!』
砂埃が広がってるからここで間違いないだろう。視界の上の方になにか人影、この場に私を除いて3人いる。つまり探偵社は2人いる?
『おいこら中也!メッセンジャーはどうした!』
中也「おー、遅かったじゃねぇか」
賢治「A、さん……!!」
私が来たことに賢治くんが驚いているが、ここに彼がいる事に対して私もおどろいた。学校に来れないのも頷く。
『やーやー賢治くん、赤也くんが心配してたよ。』
今の私に戦う気は無いです。なんでって?すぐ目の前に与謝野先生がいるからに決まってんだろ、ご機嫌すぎる。
『与謝野せーんせっ!お久しぶりですぅ〜♡相変わらずお綺麗ですねぇ、一緒にお茶でもどーですか?』
わざと媚びるように喋りかけるとまあ中也が「キモっ」とか言ってくるからねじ伏せた。
中也はなんかカメラのところと会話しだした。声的に相手は探偵社の社長だ。
与謝野「やァ、アンタも相変わらず元気な事で。残念だがお茶はまた今度にするよ。」
敵意も何も出てないからか、与謝野先生は会話をしてくれた。𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀___
『そうそう、聞いて賢治くん!私ね、彼らの、テニス部のマネージャーになったよ』
賢治「彼らに手を出すつもりですか?」
『いや、私が脅された』
賢治「あれっ」
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時