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脅したつもりなのか ページ2

『私は横浜に住んでいます、と。言ったところで何になるんですかね?』



ふふ



『もうちょっと脅しに使えるネタ探してから来た方が良かっ___』



良かったな、そう言い切る前に背後から殺気が飛んでくる



敵襲?ここは横浜から離れた安全な学校だぞと驚いて後ろを振り向く



『お前、』



仁王「、、、やっぱりタダもんじゃないじゃろ、おまんは」



にや、と口に弧を描き言う彼



仁王「おまん、この前屋上にきたろ。その時電話でもしてたっぽいが」



『、、、あぁ』



思い出した、あの日屋上へ出る際に1人分の気配があったことを



『あれは君だったんですか。、、、で?それが?』



仁王「おぉ怖い、そんなに睨まんで欲しいのう、、、

光の世界、私とは縁遠い、、、覚えてるか?」



ピク



『随分と耳がいいんですね』



聞いていたとは思わなかった。ほかから聞けばイタイやつだろう。意味が分からない人は理解できないと思うし。



今の私の顔はヘラヘラしてるだろうか



仁王「これはわしとおまんさんだけの話じゃ。」



『だったら本題言ってくれない?』



仁王「あの後お前さん、女子に呼び出されとったじゃろ」



そう言って携帯の画面を上にかざすと音が聞こえてくる



《女子「あなた、最近蓮二くんとなかいいんですってね?しってる?抜けがけは許されないのよ?」》



これは、、、



《『?ごめんなさい、いまいち状況が、、、それより用事って?』》



別人みたいに取り繕ったこの声は間違いなく私だ



『きみ、逃げ足早いんだ』

これ以上は→←さらっと設定おさらい



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作者名: | 作成日時:2022年8月9日 14時

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