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ヨコハマギャングスタアパラダヰス−2 ページ7

「じゃ私は?」




「辞めておけ、コイツの前職は探偵社七不思議だ」




『確か・・・一番最初に当てた人に賞金があるんだっけ』





賞金という言葉で目の色が変わった中島。Aは少しそれに引きながらも、メロンソーダを飲みながら中島の回答を聞いていた。
役者など様々な答えがあったが、どれも当たらなかった。





中島の回答を聞き終えた後、太宰はお代を押し付けてうずまきを出て行った。





「そういえばAさんの前職も七不思議でしたよね」




『あ、まぁ・・・ま、僕の前職なんて面白くないから当てなくて良いよ・・・あ、これお代・・・全員分。じゃ』





逃げるかのようにそそくさとうずまきを出たA。うずまきを出たAの右手にはスマホが握られており、その画面には"懸賞金七十億"と書かれた裏取引のデータ。





その文字の横に貼られている写真は紛れも無く先ほど入社した中島敦。Aは顔にシワを寄せながらスマホと財布をポケットに戻し、武装探偵社への階段を歩いた。





ガチャリと開けた武装探偵社の扉の先には、金髪の髪を下ろし、黒いパンツスーツを着こなした依頼人と思わしき女性がいた。Aは、軽く会釈をしながら事務席ではなく太宰の元に向かった。





『・・・太宰氏、はい使うでしょ・・・』




「お、Aちゃんありがとー!」





二言だけの端的な会話で、片方はソファにもう片方は事務席に向きを変えた。依頼人がその姿を見ていたのかは知らず知らず。
Aはその視線から逃げるようにして事務席のパソコンに視線をずらした。





パソコンに顔を隠しながら事務仕事をしていると、勝手に耳の中に情報が入ってくるものだ。何ともその依頼人の女性の社のビルディングに、不審な輩の姿が発見されたとのこと。





太宰が開口一番に女性を口説いたが、国木田がそれを引きずってシバいていた。どんまい、太宰氏。と思ったAはまだ優しい人間の部類に入るだろう。





依頼を聞いた谷崎兄弟と、初仕事には向いている簡単な仕事だということで、中島も同行することになった。
出発する前に、国木田がある指名手配犯の顔写真を見せていた。





男の名は芥川龍之介。ポートマフィアの構成員の一人であり、裂戮に特化した異能力を持つ異能力者。国木田さえもが戦いたくないと言うほど。これがフラグにならないことをAは内心願っていた。

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響輝@ロングスリーパー(プロフ) - か、完結…!?!?更新お願いしたいです!!!あ、勿論無理ない程度で。。。外の作品も素敵です!頑張ってください! (2022年1月14日 21時) (レス) @page44 id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 安心してください。。私もイデア氏にしか見えないです。(白目) (2021年12月27日 15時) (レス) @page36 id: 46b862f725 (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主ちゃんがイデアくんだとしか思えない私は末期() (2021年11月23日 13時) (レス) @page14 id: a2bd06fd1d (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 楽しみに待ってるので頑張ってください! (2021年10月25日 21時) (レス) @page44 id: 577366e2a2 (このIDを非表示/違反報告)
蓮蜜 - この作品は本当に面白いです!これからも頑張って下さい! (2021年10月23日 11時) (レス) id: a6fc2eacdc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kaoru | 作成日時:2021年9月22日 23時

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