十四話《過去篇−壱》 ページ19
No side
Aが顕現されたのは、蓮都が就任する一年ほど前、
前任が審神者になって二年目の頃だった。
ある日、刀剣男士達は
前任である
しかも、重傷で部屋から動けずにいる男士達も連れて来いと言う。
何も知らない男士達は、主の機嫌を損ねてはならないと言われた通りに全員が集まった。
愛香音が広間へ入ると、後ろから見知らぬ男が続いて入ってくる。
愛香音は自分が上段の間へ、男が男士達から見える位置に座ると明るい声で言った。
愛香音「さっき新しく顕現した、菊一文字よ。」
『一文字派、菊一文字だ。
政府からAって名前をもらっているから、そう呼んでほしい。
これからよろしく頼む。』
そう言って一礼するAに、男士達は憐れみの目を向けた。
よりにもよってこの本丸に顕現してしまったのか、と。
この刀剣男士も此処に来た事を恨むのだろう、と。
対するAは、自分が目にした光景に困惑していた。
なぜ皆傷だらけなのか、なぜ主はそれを放置しているのか。
様々な疑問と共に、不安ばかりが募っていった。
= = = = = =
前任設定
名前:
・女性/20歳
・政府関係者ではないが親が政治家のためコネで就任。
・自己中、自分は何をしても許されるという思考。
・刀剣男士は自分のステータスでしかない。
※作者が適当につけた名前です。
同名の方等は一切関係ありません。

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火狩 - 敵側の話を見たことがなかったのですごく嬉しいです これからも更新頑張ってください (2023年8月15日 14時) (レス) @page28 id: 1ca09d8d18 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!!続きすごく気になります!!応援しております! (2023年8月9日 15時) (レス) @page28 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
ポッチ(プロフ) - 遡行軍側(?)の話は殆ど無いので読んでいてとても楽しかったです!ゆっくりで良いので更新再開してくださると嬉しいです! (2023年6月24日 15時) (レス) @page28 id: bc736021f3 (このIDを非表示/違反報告)
ウメ(プロフ) - 好きー! (2022年11月21日 0時) (レス) @page28 id: b5b57daa6a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - あぁ゛~~好き゛~~!! (2022年9月13日 21時) (レス) @page28 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:浅葱 | 作成日時:2018年12月30日 4時