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壱馬の、冷ややかな視線で現実に戻り、手招きする岩さんのところへ行った。
＿＿＿
岩「本当に？
俺一応車だから2人とも送れるよ？」
『事務所から近いんで、大丈夫です、歩きます』
壱「俺も歩くんで」
Aとの隙間を全く開けないで、隣に立つ俺に、苦笑いの岩さんと、距離の近さに気が付かないA。
帰り際にも、岩さんは、考えといてねってAに語りかけた。
その岩さんの言葉に、はいともいやとも言わず、曖昧に微笑んだ。
……なんで、はっきり、断ってくれへんのや。
俺の不用意な発言から、まさか、こんなことになるなんて。
『……壱馬？』
壱「ん？」
『.......なんか、怖い顔してるよ』
壱「そう？」
『眉間にシワよってる』
どうしたの？
そう聞いてくるAに、なんでわかってくれへんのやろ、とか理不尽なことまで、考えてしまう。
ああ、俺、ほんまに好きやな、Aのこと。
壱「俺、お前のこと、好きやんか」
『えっ、あ』
壱「あはは、照れてる」
こういう、ちょっと、意識してます、みたいな反応をされると、それだけで嬉しくなってまうのは、きっと末期の片想いやな。
素直に言ってしまおうか。
そう思うて、俺は口を開いた。
壱「.......岩さんと、恋人ごっこなんて、見たないから、せんといてや」
『私、恋愛の、そういう所が、嫌いなの』
気持ちで、何かを辞めたり、何かをしたくもないのに受け入れたり、それが恋愛の嫌いなところなの。
Aは、そう言って、今日は、もうここでいいから、壱馬も帰って、と言った。
Aの顔は、見たこともないくらい、光がなかった。
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NONAME(プロフ) - 桔梗さん» いえいえ!きっと大丈夫だと思いますよ(*^^*) (2020年2月24日 6時) (
レス) id: e70f91340d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - NONAMEさん» ありがとうございます泣 私も受かってる事を祈ります笑 (2020年2月22日 17時) (レス) id: 629eee7122 (このIDを非表示/違反報告)
NONAME(プロフ) - 国家試験、お疲れ様でした(*^^*)無事に合格している事を祈ります! (2020年2月18日 19時) (レス) id: e70f91340d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - あやみさん» 取り急ぎお返事だけ泣。お互い実力発揮できるように頑張りましょう泣。国試終わったら更新も頑張ります！お互いよき結果となりますように！ (2020年2月15日 10時) (レス) id: 629eee7122 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ(プロフ) - 初めまして。わたしもその日受験します。お互い頑張りましょうね！！作品いつも楽しみにしています！ (2020年2月10日 8時) (レス) id: 580d84caa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桔梗
| 作成日時：2020年1月17日 19時
