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亜嵐さんが次に手をかけようとしてるのが私が絶対に捨てられたくないと思っていたトレーナーだった。
『それは捨てないでください』
亜「……裕太くんがらみね、じゃあ、捨てない」
そう言って亜嵐さんは手をひっこめた。
それから亜嵐さんは容赦なく私の服を断捨離し、なんだか寂しくなったクローゼットに唖然としていると、じゃあ、買いに行きますか、と微笑んだ。
＿＿＿
裕太side
玲「あれ、裕太くん1人なの珍しくない？」
裕「……そう？」
玲「いつもだいたいAとコレオ考えたりしてるじゃん、オフの日。
1人って珍しいよ」
そう言って、俺が1人で使ってたスタジオのドアを開けてひょこっと顔を出した玲於。
裕「玲於は何しにきたん？」
玲「俺ー？俺は、プリレジェの打ち合わせー。
裕太くんもしかしてまたAに振られたの？笑」
裕「……そうともいうー」
そう言いながら、ぐでん、とスタジオの床に寝転がると、玲於が、まじでA兄貴離れ始めたんじゃねえの笑、と笑いだした。
裕「……今日も亜嵐くんとお出かけなんやと」
玲「うわあ、またリーダーかよ」
裕「……まだお兄ちゃん離れ寂しいで、って言うたのに」
玲「シスコンこじらせてんなあ」
玲於はそう言って笑ったけど、俺としてはとても大きな問題やから、ほんと。
ふんっ、と鼻を鳴らすと、玲於は俺もう行くけど、と話しかけてきた。
玲「……Aも、自分で考えてるでしょら裕太くんは裕太くんで自由にしてたらいいんじゃない？」
玲於それだけ言い残すと、スタジオから出ていった。
裕「……別に好きでAの心配してるだけやから自由やし」
大切な妹みたいな子、傷つく前に守りたくなるやんか。
俺が守ってやらな、誰がAの心守ってやれんねん。
この間から玲於の言葉がどうにも俺の心をもやもやさせていた。
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桔梗(プロフ) - corochan0606さん» 話し方不安で仕方ないのであそう言って貰えると嬉しいです泣 (2019年2月14日 17時) (
レス) id: 629eee7122 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - くうかさん» 喜んでもらえて嬉しいです泣 (2019年2月14日 17時) (レス) id: 629eee7122 (このIDを非表示/違反報告)
corochan0606(プロフ) - めちゃめちゃおもしろいですね！！ゆうぴの話し方とかあ〜こんな感じだなぁってそっくり！！ 更新楽しみにしてます！ (2019年2月13日 20時) (レス) id: b264c95e93 (このIDを非表示/違反報告)
くうか(プロフ) - 更新、めっちゃ嬉しいです！ (2019年2月13日 20時) (レス) id: 148d4325a4 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - りおさん» でますよ！まだ書いてないだけです笑 (2019年2月1日 8時) (レス) id: 629eee7122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桔梗
| 作成日時：2019年1月7日 17時
