【番外編】相棒からの頼み事 3 ページ25
A side
*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・*
私がポートマフィアにいた頃のことだよ。
なんとか幹部まで上り詰め、今日はある任務を任された。
『黒鳥』って言う変な組織の殲滅だよ。
『失敗しないように。いいね?』
部下「はっ」
いや〜私冷たくね?←
異能力使って一瞬で移動。
『ここか』
人数多いな。
部下「岬野さん、『黒鳥』は現地民を巻き込み『鴉』と戦争をしているそうです。」
『『鴉』か…』
部下「どうします?」
『『黒鳥』を優先的に倒せ。邪魔するようなら『鴉』も倒せ。いいな?』
部下「わかりました。皆に伝えておきます。」
思ったよりも『黒鳥』には異能者がいなかった。
簡単に倒したよ。
その時
?「お、お前も彼奴らの一人だな。母さんたちを返せ!」
『ん?』
声がした方を見ると、私と同い年ぐらいの男の子が睨んでいた。
?「い、異能力【ワンス・アポン・ア・タイム】!」
『異能力ね。…異能力【人生の歯車】この子の異能は当たらない。』
男の子が出した炎が私を避けた。
男の子は水や風、カードなどいろいろ出してくるが、私を避けていく。
ハハッ!
?「な!」
『君、名前は?』
?「あ、青木疾風…」
『疾風ね。OK、気に入った。君、マフィアに入りな。私の直属部下として。』
疾風「え?」
『マフィアはね、幹部になると部下を一人自由に雇い入れられるんだよ。』
疾風「で、でも…」
『両親を殺した奴らが憎いでしょ?』
疾風「うん。」
『ポートマフィアだったら情報もたくさんあるよ。一緒にそいつら倒そう。あと、君が望むんだったら、目的を果たした時、ポートマフィアを抜けてもいいよ。』
疾風「!」
『返事は?』
疾風「…はい!!」
『いい返事だね。』
その日から疾風の教育が始まった。
〜ある日〜
疾風「Aさん…」
『Aでいいよ。同い年でしょ?…あ、つけてくれてるんだ、ヘアピン。』
疾風「…今日は何をするんですか?」
『此奴殺して』
自分でも何言ってんのかわかんないけど、実力を見たい。
疾風「え…」
『あ、止めは私がやるから瀕死ギリギリまで殺って。』
疾風「…わかりました。」
これもマフィアで生きるためだよ、疾風。
太宰さんに負けないスパルタ教育の1日目だった。
【番外編】相棒からの頼み事 4→←【番外編】相棒からの頼み事 2
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです!大変だとは、思いますが更新頑張って下さい!応援してます♪ (2019年10月9日 4時) (レス) id: c84dba5333 (このIDを非表示/違反報告)
青曹達 - o(`・ω´・+o(`・ω´・+o(`・ω´・+o)ジェットストリーム ドヤァ…! (2019年7月16日 11時) (レス) id: bbd9230be4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花卍(プロフ) - www (2019年7月16日 7時) (レス) id: 8fea8e7194 (このIDを非表示/違反報告)
青曹達 - 3つだぜ☆ (2019年7月15日 21時) (レス) id: bbd9230be4 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花卍(プロフ) - 何個掛け持ちしてんのさ(○口○*) ポーカン (2019年7月15日 21時) (レス) id: 94e0914c75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青曹達 | 作成日時:2019年7月15日 15時