可愛い子には度をさせろ! ページ25
(※ここから本編に戻ります)
晃一が帰った後、Aはメール文を作成する。
内容は皆同じ『一週間後、暫く海外の友人の所に遊びに行きます!』というのをそれぞれ送信する。送った相手は…
蘭、園子、真純、コナン、灰原哀、梓そして安室透と沖矢昴…
すると直ぐに昴から電話がきた…
『はい、Aです』
ーー「私です…今メールを見たんですが…旅行に行くんですか?」ーー
『そうですね!友人から誘われて…』
ーー「そうですか…では、一度旅行行く前にお茶でも行きませんか?」ーー
『あー…あまり時間は取れないかもしれませんがいいですか?』
ーー「構いません…では明日はどうでしょう?」ーー
『大丈夫ですよ!』
昴と約束をして電話を切る。すると今度は園子から電話がきた。
『もしもし?』
ーー「あ!お姉様!?今度海外行くの!?」ーー
『うんそうよー?もし気になるなら近い内蘭ちゃんと真純ちゃんも交えて話そうか?時間あまり取れないけど…』
ーー「そうするわ!日程はこっちでまとめてまた連絡する!」ーー
『はーい!』
園子と電話を終えた後メールをチェックする。
灰原と梓からは「気をつけて行ってきて」という簡単な返信がきていた。そしてチェックが終わった瞬間インターホンが鳴った…
『ん?誰だろ…はーい!』
Aが玄関のドアを開けると…
『え!?透さ「Aさん!旅行に行くんですか!?」
開けて早々問い詰められ、こちらが気圧される。
『は…はい』
「どうしていきなり!?」
『と、取り敢えず中へどうぞ?立ち話もなんですし…』
「あ、あぁ…お邪魔します」
透を中に通し、ソファーに座ってもらい冷蔵庫からお茶をいれて出す。
『どうぞ?』
「ありがとうございます」
透はお茶を一気に飲むと、少し落ち着いたのか降谷口調になり質問してくる。
「A…なんでいきなり行くんだ?」
『あー…前々から誘われてましたし、透さんと会う前は頻繁に行ってたんですよね…』
「そうなのか…」
『友人の方からも「そろそろ来てくれないと寂しいわ!」なんて言われちゃったもんですから…』
「その友人はもちろん…女性だろうな?」
『えぇ…まぁ、家族で暮らしてますからお父さんとかはいますけど…』
「…女性なら…いいんだ…」
え?まさかそれを確認しに来ただけとかないよね?ってか、メール送ってから家来るの早くない?
『何か問題でもありましたか?』
彼の目的を知りたくて逆に聞いてみる。
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detectiveconan1(プロフ) - バレンタイン、ウイスキートリオ、最高っす!!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 0889d36c4a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - 藍那さん» コメントありがとうございます!!風見さんですね!降谷さんがバレたら…出てくるかも…ですっ (2019年6月7日 23時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
藍那 - もっとかざみん(かざみしゃん)を出して上げてください!! (2019年6月7日 21時) (レス) id: fa7f1f719a (このIDを非表示/違反報告)
九実(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!最早子守唄ですねwwwwww分かります!私も全部聞いたことありませんw多分聞けたとしても、脳が内容を理解するのを拒否しますね… (2019年3月2日 22時) (レス) id: 8f700df676 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃおもしろかったです!実は私も古谷徹さんの日本国憲法聴きながら寝てるんです笑笑あの方の声は落ち着くので最後まで聞けた試し無いですが笑 (2019年3月2日 22時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九実 | 作成日時:2019年2月19日 19時