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076 逃げるように ページ32
その後の審神者会議は、いつも通り進行された
しかし、私は居心地が悪かった
あの男達の言葉が頭から離れなかった
アスナさんという主が居ながら、心を乗っ取られて裏切るなんて、神器失格なのではァ?
私が弱かったから、主に嫌な思いをさせてしまった
私が強かったなら……
アスナ「……ちゃん、Aちゃん?」
「あ、はい」
アスナ「大丈夫? 少し休む?」
そう言われて、手元を見ると、確かに書き途中の書類があった
「ぁ……いえ、大丈夫です。考え事をしていただけなので」
アスナ「……今日の事？」
主が心配そうにこちらを見る
私は何も答えられず、ペンを持った右手に力が入る
それが主にバレないように、にっこりと笑う
「気にしにないで下さい。私は大丈夫なので
それより、主さまは大丈夫なんですか？ 疲れていませんか？」
アスナ「え、私? 大丈夫、疲れてないよ」
「それは良かったです。さあ、早く終わらせて、短刀達と遊びましょう」
私はそう言うと、主の視線から逃げるようにペンを走らせた
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白(あきら)(プロフ) - 銀狼さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月13日 23時) (
レス) id: 46e374d1c8 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつもいつも楽しみにさせて頂いております！これからも更新頑張ってください！ (2019年10月13日 10時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白（あきら） | 作成日時：2019年10月13日 2時
