俺の好きな人は姉ちゃんの旦那青×桃 (ページ6)

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桃side

マネ「流星めっちゃかっこよかった」

青「おう。ありがとう」

マネ「ほんま自慢やわ笑」

青「そうか？」

そこには先輩と、サッカー部のマネージャーの姿が

あのマネージャー。俺は苦手。

やって先輩に色目使ってるもん。

男やのに女の子のように可愛くて整ってる顔立ち

流星と並べば2人はお似合いのカップルに見えるし

マネージャーが女子に見えるからこそ違和感がない

マネ「あ、そうだ！全国行きが決まったらプレゼントしようと思っててん」

青「ん？おれに？」

マネ「そう！流星が喜んでくれるとええんやけど…」

青「なにそれ笑」

マネ「ふふっ、目閉じて？」

青「おん。はい、これでええ？」

"ちゅっ"

マネ「はい、プレゼント」

「っ……！！！」

今、俺は何を見た？

マネージャーが先輩に…キス…？

ちょうど先輩が俺に背を向けてる形になってるから表情がわからへん

でも嫌がる素振りを見せないってことは…

なぁ、先輩。先輩にとってキスは当たり前のものなん？

それとも、俺は遊びでマネージャーが本命だったりする…？

後者のほうが正しいんかな。

だって、マネージャーは"プレゼント"言うてキスしたよな？

それをすんなり受け入れてるって恋人以外考えられへん…

先輩。遊びなら最初から遊びって言ってや。

少し期待した自分が馬鹿やった。

やっぱり期待した分だけ苦しいよ…