特級術師は最狂のエゴイスト【ブルーロック】【呪術廻戦】

この熱が尽きるまで ページ25

試合終了のブザーと共に
千切くんが撃ったボールがシュートを決め
4 ― 4 で試合は終了した




『…シュート決まった…！！！』





「「「「っしゃぁぁぁあ！！！」」」」




「千切！！！」


「…おい潔 お前のせいだぞ
お前見てたら熱くなって気がついたら走ってた
ありがとう潔
俺は走るぞ この足が壊れるまで
この熱が尽きるまで」



それと と千切は立ち上がり入口の方を見て



「あいつにもお礼言わないとな」



そう言いながらAの方を見て向かっていった



「え！Aさん？！」





『豹馬！！！良かった！！！
本当に良かった…！！！…あ！！！』



あ、ごめん千切くん興奮しすぎたと少し落ち着いて謝る



「俺もう一度サッカー頑張るよ
あん時思いっきり言ってくれてありがとうなA！！！」



俺の事は豹馬でいいよと今まで見せなかった笑顔の千切







するとフィールドから怒鳴り声が聞こえてきた




「まじふざけんな！！久遠てめぇ！！！」




そこにはチームWに袋叩きにされている久遠




『ちょ…ちょっと！！！』



やめなさい！と慌てたように久遠の元に走っていくA



「あ！おい！A！！！」




Aを追うように千切も走る





『選手に対しての暴力行為は失格と見なしますよ！！！』




「ああぁぁ？！なんだてめぇ！！！」




頭に血が上っているチームWの子はそのままAに殴りかかった




「Aさんあぶねぇ！！！！」




國神が叫ぶも束の間 なんと倒れているのはAではなく先程の殴ろうとした男の子




『いい加減にしろ！！！！』




そう叫び男の子を取り押さえるAの姿



「え？？？」



訳がわからないと顔をするチームZたち





『ちょっとアンタら何しにここに来てる訳！？
こんなしょうもない事する暇あんなら今すぐサッカーの練習でもしてこい！！！』




Aのなんともいえない圧に負け
チームWはそのまますぐフィールドを立ち去り
久遠もそのままフィールドから出ていった




「…えと、Aさん大丈夫…？」




そしてポツリと潔の声がフィールドに響き渡ったとか……

チームV→←世界一のストライカー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す