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チャコールグレーのスーツに身を包み
すれ違う同僚たちと爽やかな挨拶を交わして
颯爽とオフィスに入ってくるあの姿
私にはきっといつまで経っても眩しい
デスクについて立ったまま
カバンからゴソゴソと物を取り出す彼を見つめる
何列か挟んで数メートル離れた私と彼のデスク
きっとちょうどいい。
ちゃんと見えるけど間違っても声は届かない距離だから。
不純な理由
けど紛れもない事実だ
両肘をついてマグカップで手を温めながら彼を見る
仕事前の安らぎの時間
きっとこの時間があるから
その日、一日の仕事が頑張れてるとさえ思う
カバンを漁る手が止まって
顔を上げた彼と不意にぶつかる視線
私に気付くと軽く手を挙げニコッと微笑む
可愛い、私の大好きな笑顔で。
返事をするように私も小さく手を振って微笑み返す
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二人の朝の時間もつかの間
スルッと私の視界に入ってきた勇太
このツーショットは世界で一番見たくない。
思わず視線を自分のデスクへ落とした
香織「上手くやりなよ？バレたら周りが黙ってないもん。
頭も良くて大人、いつでも冷静なモテ男神宮寺勇太。」
確かに、タイプは違っても
それぞれこのオフィスでも目を惹く存在
バレたらきっと立場も居場所もなくなる
きっと、この生活も奪われる。
香織「爽やかでちょっと抜けてるのに
仕事はトップレベルにこなす愛されキャラ
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＿＿＿＿＿岸優太。」
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ららちゃん(プロフ) - rainbow roseからこちらも読みました！こちらの作品もまだ序盤ですがもうおもしろい、見入ってしまう作品です！私、海羅さんの考える物語、作品が個人的に大好きなのだと思います！なので更新されるの楽しみに待っています！ (2018年7月16日 16時) (
レス) id: 62e93500a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海羅
| 作成日時：2017年8月4日 5時
