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華美なステージ ページ5

生放送されたらバレるのも時間の問題…!
そう考えた時にはもう遅かった。

眩しいくらいに照らすスポットライト。
身体の中まで響く観客の声。
ステージ中央に堂々と立つのは
地下世界の大スターである……

──Mettaton張本人。

「─Sion!大丈夫!?」

叫び声が聞こえ、その方向を向くと
息も絶え絶えといった様子のFriskがいた。

そちらに行こうとして手を伸ばし──
ふと、自分の手が宙を切った事に気が付いた。

そういや私、Friskよりずっと上から見てるな?

おずおずと自分の立ち位置を見渡す。

ステージも観客もMettatonもFriskも
見えているのに──何故かその全ての頭上にいる。

「そんな鳥籠に入れて…!
Sionを離せ!Mettaton!」

─鳥籠?
そういえば確かに檻っぽい…

「…えぇ。」

Mettatonを映していた巨大な画面に
等身大の鳥籠に囚われる
ドレスを着込む人間が現れた。
……これが、私?

「架空上でしか見ないよこんな光景……」

気落ちした重い溜め息が誰かに届く事はないだろう。
Frisk程の実力があれば、こんな戦闘
数刻もせずに終わってしまうだろうに。
…早く終わらせてくれないだろうか。

「Frisk助けてー。」

試しに棒読みで助けを求めてみる。
すると、どうだろう。
Friskが雷に打たれたように開眼したのだ。

「……すぐ助けるから!」

弾かれたように此方へと駆け出したFrisk。
…こんな棒読みなのに…効くのか。

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クロセ(プロフ) - はじめまして!続きを楽しみにしてます! (2020年6月2日 23時) (レス) id: c80b4d78c0 (このIDを非表示/違反報告)
きりにゃー - ロイヤルガードさん、タイミングう! (2020年3月4日 1時) (レス) id: 9df501902d (このIDを非表示/違反報告)
イザヨイ - 名前カタカナになってますが十六夜です!(汗) (2020年2月4日 17時) (レス) id: 447a13bfc7 (このIDを非表示/違反報告)
イザヨイ - いえいえ!大丈夫ですよ!仕事が忙しくこちらも返信できずすいません!時間があるたびに見に来ます!!((オイ (2020年2月4日 17時) (レス) id: 447a13bfc7 (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - 十六夜さん» 返信遅くなってしまいすみません。今時期は様々な用事がありロクに更新出来ずにいます。途中で作品を放るつもりは更々ありませんのでお時間が空いている時にでもまたいらしてください。 (2020年1月8日 18時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零ノ花 | 作成日時:2019年7月15日 14時

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