試着 ページ4
「い、嫌だ！絶対嫌だ！
誰がそんな恥ずかしい服着るか！」
「絶対Darlingに似合うよ！
だってこの僕が選ぶんだもの！」
ジリジリと私を壁に追い込みながら
近付いてくる地下世界の大スターMettaton。
その機械的な手には先の公演で着ていたであろう
水色の、ヒラヒラとしたドレス。
「いつかDarlingとステージに上がる時の為に
お揃いのドレスを作っておいたんだよ！」
グイグイとドレスを押しつけてくるMettaton。
長い期間待ちわびていただけあって、
どうしても着てほしいらしい。
…だが、ここで許可する私では無い。
「…悪いけど嫌だよ。
こんな…こんな煌びやかな服、着た事無い。」
ワンピースくらいならいつも着ているし、
別に良かったのだけれども…
細かい装飾を施された煌びやかな服は
一度足りとも、着衣した経験は無い。
ましてや、ドレスなんて…尚更。
「そっかぁ…
折角Darlingの為に作ったのになぁ……」
ショボンとした雰囲気のMettaton。
箱形なのに、肩を落として
ショックを受けているのが分かる。
言い過ぎたか……？
「……一回だけなら。」
ネガティブモードに入りかけていたMettatonを
何とか励まそうと、１つの提案を持ち掛ける。
「えっ……！？いいのかい！？
流石Darling！きっと君に似合うよ！」
落ち込んでいた彼は一変し、
嬉々とした様子で私の両手を握る。
…私も甘いよなぁ。
こういう所があるから、
博士もサボるのを止めないんだろう。
MettatonにGasterの様子を重ねながら
その情景を思い浮かべ、苦笑する。
……ん？Gaster？
…ステージ上がったら、生放送されるのでは？
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クロセ(プロフ) - はじめまして！続きを楽しみにしてます！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: c80b4d78c0 (このIDを非表示/違反報告)
きりにゃー - ロイヤルガードさん、タイミングう！ (2020年3月4日 1時) (レス) id: 9df501902d (このIDを非表示/違反報告)
イザヨイ - 名前カタカナになってますが十六夜です！(汗) (2020年2月4日 17時) (レス) id: 447a13bfc7 (このIDを非表示/違反報告)
イザヨイ - いえいえ！大丈夫ですよ！仕事が忙しくこちらも返信できずすいません！時間があるたびに見に来ます！！((ｵｲ (2020年2月4日 17時) (レス) id: 447a13bfc7 (このIDを非表示/違反報告)
零ノ花(プロフ) - 十六夜さん» 返信遅くなってしまいすみません。今時期は様々な用事がありロクに更新出来ずにいます。途中で作品を放るつもりは更々ありませんのでお時間が空いている時にでもまたいらしてください。 (2020年1月8日 18時) (レス) id: fd8ff30996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零ノ花 | 作成日時：2019年7月15日 14時
