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よくよく考えなくても、もう一回空き家に入ったところで何かが変わってるわけなかった。人がいないんだから当たり前だ。おまけに埃っぽいし、薄暗いし。前も思ったけど、こんなところにいたらすぐ体壊しちゃうよ。

というか、今回は前みたいに声が聞こえない。幽霊、成仏したのかな?

何もないしやることもないけど、入ってしまった以上ここですぐ出ちゃうのはもったいない気がする。ただの意地だけど。

そうだ、こんな所だし、何か隠し扉とかあるかもしれないぞ。

無理矢理こんな理由とかをつくって、もう少し散策することに決めた。


「そうだなー、例えばここの壁を押したりしたら二階へと続く階段が出てきたり…」


その辺の壁をぐいっと押してみる。なーんて、で終わらせようと思ったけど、


「んおわっ!?」


ずずっと重い木の擦れる音がして、体重が前に持っていかれた。そのまま前のめりに倒れて、大きな音を立てて盛大にこける。

痛む体をよいしょと持ち上げ、辺りを確認。

さっきまでなかった階段が、目の前にそびえたっていた。奥は暗くて見えないけど、かなり長い。

最初からちょっとおかしいとは思ってた。三階建てくらいしてそうなのに、階段もはしごも何もない。上はただの飾りかって思わせるくらい、上へ行くための通路は見つからなかった。


「ほーら、あたしの勘は最強なんだよ!見たか夜鬼、漆花!ということで後は二人で楽しんできてくださーい!」


ここまできたら引き返さない他に手はない。灯りもない中、さっきみたいに転ばないよう気をつけながら、ゆっくり階段を上っていった。

鬼→←鬼



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作者名:ひすい | 作成日時:2020年12月1日 18時

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