占いツクール
検索窓
今日:4 hit、昨日:73 hit、合計:2,072 hit

ページ16

「出費が痛い…」

「そういえば紅さんって、何処からお金仕入れてるんですか?」

「だから秘密」


漆花の着物やらお菓子やらが入った包みを抱えて歩く。すっかり軽くなった財布が悲しい。自業自得っていったらそうなんだけど。

未だに漆花がぶつぶつ文句をぶつけてくる。


「でも紅、自分だけそんな凝った意味の名前つけるだなんてずるいよー。ぼくなんてノリで決められたのに」

「それに関しては本当にごめん。ていうか、この名前を付けたのはあたしじゃなくて…」

「え?紅、誰かと会ってきたの?」

「うっ、」


言葉につまる。うっかり口を滑らせた。漆花と夜鬼が目敏く気づいたような仕草をする。

先を歩いていた漆花がくるっと振り向いて、悪戯っ子みたいな笑みを浮かべる。びっと指を差されて、冷や汗タラタラ。


「はっはーん。さては紅」

「うん、何?」

「恋人が出来たね!?」

「……はい?」


想像してた答えと全く違うのが飛び出してきた。夜鬼も真に受けてびっくりしたらしく、口が開きっぱなし。


「ちょ、ちょっと何言ってるのさ?あたし男となんか会ってな…」

「えっ!?まさか女の子と逢瀬でいらして?」

「合ってるけどちがあう!」


確かに会ったのは女の子だし桜ちゃん可愛かったけど!!お人形みたいだったけど!!


「漆花、何言ってる」

「あ、夜鬼もこっちに加勢してくれるの?」

「頭領に恋人なんか出来るわけないだろ、嘘に決まってる」

「余計なお世話だ!!」


いやそれはそれで失礼すぎない?


「もう二人とも話聞いてよ…」

「え、どれも違うの?」

「違うわこのマセガキ」

鬼→←夢見草



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.1/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定キーワード:オリキャラ , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひすい | 作成日時:2020年12月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。