新入りの挨拶 1 ページ12
主人公side
リボ「ちゃおッス、A」
朝、朝食を摂っていた私の部屋のベランダからリボーンさんがやってくる。
ここ、わりと高層階なんだけどな…、
貴「おはようございます、リボーンさん。」
リボ「ブルームファミリーの情報が手に入ったぞ。これはその資料だ。」
貴「ありがとうございます。」
リボーンさんにもらった資料を手に取り、軽く目を通す。
ブルームファミリー、元の名前はディアマンテファミリー。
貴(改名したのはここ数年…。
ファミリーの名前を変えるなんてすごい決心だな。何か理由があったのか？)
そんなことを考えていると、リボーンさんが続けた。
リボ「『florist』についての情報はまだだ。
敵の奴らどいつもこいつも改造死ぬ気弾を何発も撃ってやがってな。
意思疎通ができる状態にまで回復させるのに時間がかかってる。」
貴「そうですか…ん？」
リボーンさんのその知らせを聞いたところで、オレは少し違和感を覚える。
それに反応したリボーンさんが先に質問を促した。
リボ「どうした？」
貴「どいつもこいつもって、死ぬ気弾を全員撃っていたってことですか？」
リボ「ああ、全員だ」
貴「おかしいですね。敵の中にはスクアーロさんたちを欺くような術士がいたはずでしょう。
改造死ぬ気弾なんかを使った精神状態で幻覚空間を作れるはずがない。」
リボ「！ だとしたら…」
貴「まだ捕り逃がした残党がいる可能性があります。…もしくは、その術士だけ会場から逃げなかったのか」
リボ「逃げなかった？」
貴「あの会場の中に最初から術士が紛れ込んでいたかもしれません。そいつは外部に指示を出し襲撃をさせ、失敗すれば来賓のフリをして追跡の手を逃れた。」
リボ「…その可能性はないとは言えねえな。
だが、そうすると…」
コウ「ボンゴレ幹部か同盟ファミリーの中に、10代目候補の敵がいるってことになっちゃいますね！」
貴/リボ「「！」」
突然現れた声に思わず外を見ると、そこにはベランダの柵をせっせと登ってくる見慣れた女子が。
貴「…コウちゃん。」
リボ「よお、ブルームの一人娘じゃねえか。」
コウ「おはようございます、A様！
今日はたまたまA様の散歩に出くわすためにこの周辺を散策していたら、ハングライダーでこの部屋に飛んでいく赤ちゃんが見えたので登ってきちゃいました！
リボーンさん、2日ぶりですね」
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
