六十一話 ページ41
you said＿＿＿
……今……好きって……
Kr「あぁ〜……やっぱ何もねー！ほらほら！もう中入って」
『本……当……に？』
Kr「……本当でーす。最初はすっごい右腕って思ってたけどなー。段々わかってきた。自分はAが好きなんだってね。自分からAを遠ざけて来たのにいざ隣に居ないって思ったらさ。寂しいなって。
それにさ。Aが、ロズの所に行くって聞いたとき、彼奴のところになんて行かせたくないって。俺のとなりにずっとおってほしいって……。」
『……。』
Kr「……まぁなー！こんな狼の体した俺を好きになる奴なんて一生おらんやろーなぁー！御免な俺の自己満や。」
勇気を出せ自分。
きりやん様が勇気出して言ってくれたのに自分は逃げるのか？
今此処で言うんだ。
私も……
『……なこと…………です……』
Kr「ぇ？」
『そんな事無いですよ！』
Kr「おぉ？！」
『私だって！きりやん様の子とが好きだったんですよ！』
Kr「！」
『私だって本当はロズのところになんて行きたくなかった。ずっと……ずっときりやん様の隣にいたかったです！……種族なんて関係ないです！狼でも良いじゃないですか！人は人なんですから！』
Kr「A……」
『私は勇ましくて、かっこ良くて、私を何度も助けてくださった優しいきりやん様が好きです！』
……言った……
自分が今までためてた思いを……言えた……！
互いに沈黙が続く。
するときりやん様が口を開く。
Kr「……よかったぁー……俺フラれると思ってたぁ〜」
頬を緩めてふにゃりと優しい笑みを向けてくれた。
Kr「此れからもよろしくな。右腕さん。」
『はい。喜んで。きりやん様。』
Kr「てことで。敬語外そか！」
何故そうなります？
え？普通なんですか？それ。
勿論私の回答は？
『無理です。』
Kr「即答！ 何で？もういいやろ？」
『だとしても出来ません！尊敬していますし……』
それに……ね？
先輩であり上司でもあるし……
Kr「ほらほら。「きりやん」て言ってみ？」
強制的に来たぁ〜！
もー！やだぁ！
『…………、……ｯ！きりやんさんで勘弁してくださいぃ！』
Kr「それもそれで地味に敬語ぉ！」
続く……？
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梨乃(プロフ) - コメント有難うございます！確かにそうですねw自分で読み返してもそう思いましたw←うん。直せや。 (2019年9月7日 9時) (
レス) id: 9bf702873d (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - たまーにシャークんが関西弁になるからゾムさんと間違えるwww (2019年9月6日 20時) (レス) id: f2b8765d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨乃 | 作成日時：2019年8月31日 12時
