四十九話 ページ29
誰も彼に勝てるものは居ないだろう。
……まるで本物の狼のようだった。
次々に走って来た騎士達を、腰に常備していた剣とナイフで次々と倒していく。
騎士達は床に倒れていく。
余りに瞬殺……いいや、鮮やかすぎて、苦笑してしまった。
暫くしてから彼の周りにいた敵は一掃され、残るはロズだけだった。
rz「…強い……！」
Kr「あれー？味方もう居なくなっちゃった。後は＿＿＿＿お前だけだね。」
といい、奴の首にナイフをかざす。
rz「ま…待て！僕を殺せば……解毒剤の作り方は分からないぞ！」
Kr「あ〜ぁ。生け捕りか。……まぁそのあとはなぶり殺したろかな。」
彼はナイフを下ろし、冷たい目を奴に向けていた。今にも人を殺しかねない瞳。あ。もう殺してましたね。
きりやん様と呼べば、何時もの優しい彼の顔だった。
Kr「大丈夫？」
『大……丈夫……ですよ。……これ解毒……剤です…』
Kr「本当？良くやったよ。Aさっすが！
……さっ。早く此処から出ようか。」
行こ？と手を伸ばしてくれたきりやん様。
……その背後からはロズが、迫っていた。
『＿＿＿＿＿＿＿きりやん様！』
ﾊﾟｧﾝ
Kr「！！？」
『っ……』
rz「おらっ！」
Kr「！A！＿＿＿」
ロズが、きりやん様に薬を投げた。
きりやん様はよろめき、私にもたれ掛かる。
rz「ハハハハハハ！！バカな奴め！その液は【Scholar】の原液なのさ！この部屋の10倍以上はあるぞ！
これでお前も動けないだろう！？僕の勝ちだ！…………？！」
ロズが突如倒れた。
その後ろにはすごく懐かしい人たちがいた。
赤色のマフラーが凄くにあった人。
横には紫のヘルメットにゴーグルをつけた人。
間違いない。
彼らだった。
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梨乃(プロフ) - コメント有難うございます！確かにそうですねw自分で読み返してもそう思いましたw←うん。直せや。 (2019年9月7日 9時) (
レス) id: 9bf702873d (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - たまーにシャークんが関西弁になるからゾムさんと間違えるwww (2019年9月6日 20時) (レス) id: f2b8765d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨乃 | 作成日時：2019年8月31日 12時
