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「美味しい」
「でしょ!!!もうここは通うしかないよね!」
「そうだね〜」
ストローをぐるぐるかき混ぜながら瑠姫が言う。
「Aって性格悪いのかと思ってた」
「…え?」
「いやぁ、噂で聞いたからさ〜」
瑠姫って性格悪いんじゃなくてただの天然なのかもしれない。
「まぁ…嫌いな人には…?」
「え!じゃあ私の事好きなの!?」
「んん?」
「だって超優しいし」
「そうかも」
私は目線を落としてグラタンを食べ終えると嬉しそうにしている瑠姫を見て微笑む。
瑠姫の性格は嫌いじゃない。
「次、授業違うよね?」
「そーだね!私佐川教授んとこだし!」
「そっか。もう直ぐ始まるから、行くね」
「うん!ばいばい!」
私は机に1000円札を置くとファミレスをあとにした。
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りの(プロフ) - 金柑さん» ありがとうございます〜;;;; (2018年12月23日 22時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 面白かったです!これからも頑張ってください!! (2018年12月23日 22時) (レス) id: 6003901f10 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - si-si-さん» うわぁあ嬉しいです;;ありがとうございます笑 (2018年12月23日 18時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
si-si-(プロフ) - 更新すごく楽しみにしてて、本当に読むたびドキドキしました!読んでたら頭の中にユーキくんのくしゃくしゃ笑顔が見えてました。笑 (2018年12月23日 17時) (レス) id: 3493d0358c (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - だしの素さん» ありがとうございます〜;;;;いえいえ笑笑 (2018年12月23日 15時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りの | 作成日時:2018年11月23日 15時