【おそ松さん】要らない子の分際で。 2人目

要らない子 76人 ページ31

十四松side



カラ松兄さんに呼ばれて公園まで来たけど…



何だろう。


やっぱりカラ松兄さんもみんなの意見を聞いて僕が邪魔になったとか、鬱陶しいとか…かな。



怖い。怖いけど、僕はAを守るっていう指名があるからね。絶対負けないよ。




カラ松「十四松。お前、Aの味方だったよな」




…殴られる、かな。



十四松「うん。何があっても味方だよ」



カラ松「信じていいな？」




あれ…？なんか雰囲気が違う、様な…。

凄い真面目というか、真摯というか。




十四松「信じていいよ」



カラ松兄さんの顔…凄い安心してる。


なんでかな。




カラ松「実はな、俺…Aを守ることにしたんだ」



十四松「えっ？」




すごい間抜けな声出た…じゃないや。

カラ松兄さんが？



十四松「…………嘘？」



違うと分かってても、疑ってしまう。

だってあんなに怒ってたのに。



カラ松「嘘じゃないぞ！俺はそんな事で嘘はつかないからな」



十四松「そっか…」




カラ松兄さんが嘘をつく人じゃないっていうのもあって、僕は信じていいような気がした。


じゃあ、これからはカラ松兄さんと一緒にAを守れるんだ！


怖いことも、カラ松兄さんと居れば、大…丈………




十四松「う、あぁ、ああああ…」



なんか安心したと同時に、怖い事に耐えてたのが崩壊したかも。



あ、カラ松兄さんが頭撫でてくれてる…





十四松「うぇ、カラ、松……兄さ…ぁああぁ」




カラ松「大丈夫。もう大丈夫だからな」




優しいなぁ。


流石はカラ松兄さん、だね。





僕はこれからもAを守るんだから、もっと強くならないと。




待っててA！



絶対助けるよ！

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