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「先に宝物殿に着いたのは我々だが、貴様等も宝物殿に入ることを特別に許可してやろう」
「なんでそうエラソーなんですかァ！？どーもありがとうございますメガネコノヤロー！！」
「傷はもう大丈夫なの？」
「Aさんのおかげで完全に回復しましたわ」
「皆さん元気でなによりです」
「A先輩は元気とは反対の顔色ですよ」
Aの回復魔法のおかげで元気100倍になったアスタは、見事反魔法でマルスを倒すことができた。
倒したマルスはクラウスの鋼魔法で拘束して一件落着となった。
ミモザの回復も終わり、全員傷という傷は残っていない上に魔力もほぼ万全。
ただ1人を抜いて。
それは回復魔法を施した張本人のA。
実はミモザにかけていた風魔法は、回復が終わるまでずっと発動していたのだ。
つまり長時間にわたって魔法を少なくとも2つは発動していたということ。
普通ならそこで魔力とかがやばい状態だが、これでも彼女は上級魔道士。
疲れているのは思いっきり顔に出ているが、体力がアレなだけで魔力はまだあるらしい。
「おんぶか抱っこしましょうか？」
「何故既に二択なんですか」
両手を広げてスタンバイしてるユノに疑問を持ちつつも申し訳ないと思ったAは丁重に断った。
若干シュンとしたユノをミモザは見なかったことにした。
ラックが宝物殿の扉をいじっていると、その扉が魔法で出来ていることに気づいた。
「この扉魔法で出来てるみたいだから アスタ切っちゃいなよ」
その一言でアスタは魔導書から剣を取り出し、一太刀、二太刀と入れて扉を切って開けた。
中を見れば、宝物殿と呼ぶに相応しい宝物の数々がその部屋一帯に広がっていた。
魔宮を初めて来た新人4人とラックやクラウスは、輝いている光景に目を瞬いた。
Aは何度か魔宮経験があるが、攻略した魔宮のほぼ全ての宝物殿がこんな感じだったのである程度慣れていた。だからほんの少し目を見開いたくらいのリアクション。
「すげぇぇぇぇぇぇぇぇ！！お宝の山！！」
「はしゃぐなァ！貴重な宝物だったらどうするんだ貴様ァ！！」
「あっ！あそこに本があります！！」
「Aさん！？」
「元気になりましたわね」
「魔宮の宝物殿は経験上あまり危険じゃないので大丈夫ですよ！」
「………宝物殿“は”」
ユノは彼女の発言に引っかかったが、目の前にある宝物への好奇心が勝り足を踏み入れた。
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HANON(プロフ) - Ame931さん» ほんとそれですね！コメントありがとうございます (2022年6月19日 12時) (
レス) @page36 id: 42f4c6aba7 (このIDを非表示/違反報告)
Ame931(プロフ) - ゴーシュが恋愛やってるように見えないのめっちゃ分かるわ〜 (2022年6月19日 9時) (レス) @page36 id: 745f3a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
春川みやび(プロフ) - ありがとうございます（ ; ; ）後回しで構いません！無理しないでください、、！応援しています！^ ^ (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1c145295b7 (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - 春川みやびさん» リクエストの方なんですが、今書いてもご期待に添えられるようなお話にはならないと思うので、続編に入って最初の方は本編を書かせていただきます。本編が一区切りついたら番外編を書こうと思うのでもうしばらく待って頂けると幸いです。大変申し訳ありません。 (2019年2月15日 20時) (レス) id: 10bafabdf4 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - ありがとうございますo(^o^)o自分でリクエストしながら、すっかり忘れてました、、、、。(笑)m(__)m (2019年1月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANON | 作成日時：2018年10月8日 16時
