標的３４・誘拐 ページ43
京子ちゃん、クローム！？
振り向くと、スーツを着て、サングラスをかけた屈強そうな男が２人いた。
それぞれ気絶している京子ちゃんとクロームを抱えている。
「てめぇら、何者だ！！！」
『・・・ふざけんな。その手を離せ』
男たちはなにも答えずに、２人を抱えたまま下に飛び降り、車に乗ってどこかに去っていった。
「誘拐か・・・！！」
『くっ・・・！！』
「京子ちゃん！！クローム！！」
くそ・・・！私がついていながら・・・！！
沢田たちだけでなく、もう少し辺りに注意を向けるべきだった・・・！！
「ヤベェな」
「リボーン！！」
『・・・リボーン』
「し、知ってんの！？」
「その話は後だ。お前たちの大事な仲間が誘拐されたんだ、助けに行くゾ」
「１０代目！行きましょう！！」
「オレも行くぜ！ツナ！！」
「分かってる！！でも、場所が・・・！！」
「場所なら問題ない。な？A」
『・・黙って』
「なんだ？」
「風が・・・」
風が私を包む。
その風に意識を集中させ、風に問いかける。
『・・・見つけた』
「さすがだな、A」
「どういうこと・・・？」
『説明は後。２人を助けに行くよ」
そう言って、私は屋上から飛び降りた。
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜！？」
「んな・・・！？」
「大丈夫なのか！？」
着地。まったく、騒ぎすぎだってーの。
『はやく降りてきな。大丈夫だから』
「３人まとめて飛び降りろ」
「「「うわぁ〜〜〜〜〜！！！」」」
いや、３人まとめて蹴らなくても・・・
まあ、怖がって飛び降りないくらいなら蹴った方がいいかもしれないけど・・・。
「落ちる−！！」
いや、落ちないし、落とさせないから。
「あ、あれ・・・？」
「今のは一体・・・？」
『"風"だよ。風がクッションになって、衝撃を和らげてくれたの』
「まあ、そういうことだ」
『さあ行くよ！走って！！』
ツ・獄・山))「「「うわぁ！？」」」
目的地は風が教えてくれる。風が私たちを導いてくれる。
「なにこれ・・・風が・・！？」
「・・いいか、こいつにはある秘密がある。Aは、マフィア界最強の
ラッキーアイテム
革ベルト
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ミルク - あかりさん、気が合いますね!私もボカロすっごい好きです!! (2016年10月28日 18時) (
レス) id: 6d5d776b9d (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 私もボカロ大好きです (2016年8月6日 13時) (レス) id: 2228c3b98d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきﾟ+.☆(プロフ) - レイさん» 返信遅くなってしまい、申し訳ございません！ ありがとうございます！誠心誠意、頑張らせていただきます゜*。(*´Д`)。* (2015年4月4日 21時) (レス) id: 0b82563ed2 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - めっちゃオモロイです！！これからも頑張って下さい！自分も頑張りますので！ (2015年1月12日 18時) (レス) id: cf791136a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき - 早希さん＞ありがとうございます！がんばります！！ (2014年1月7日 18時) (レス) id: 7164e73e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうきﾟ+.☆ | 作成日時：2012年1月5日 16時
