連絡 ページ22
｢あ、ここ｣
15分ほど歩いて家に着く
本当にみんなついてきてくれた
桃城｢へぇ〜でっかいマンションっすねえ｣
｢うん、1人だからちょっと寂しいけどね｣
桃城｢え、一人暮らし！？｣
｢そう。父はもう亡くなって、母は海外にいるんだ｣
あ、お金とかはさすがに母が仕送りしてくれてるよ
中学生じゃバイトも出来ないので⋯
申し訳ないとも思うけど、感謝の気持ちの方が大きい
手塚｢A、これからのために連絡先を聞いてもいいだろうか｣
｢あ、もちろん。私も教えて貰えると助かるな｣
全然頭に無かったけど、
たしかに連絡先知らないと不便だな
国光くんが気づいてくれてよかった
菊丸｢あ、ずるいぞ手塚〜！むっつり！｣
手塚｢！？馬鹿なことを言うな｣
菊丸｢俺もAの連絡先欲しいにゃ〜！！｣
｢わかった！わかったから｣
人差し指を立てて静かに、とジェスチャーする
ご近所迷惑になるでしょうが
越前｢せーんぱい、俺も｣
｢はいはい⋯｣
みんな俺も、と言ってくるので
正直連絡するのに全員分の連絡先いるか？と思ったけど
断るとうるさそうなのでみんなと交換
薫くんは｢A先輩の連絡先⋯｣
ってブツブツ言いながらスマホ眺めてる
大石｢さて、長居しても迷惑だ。そろそろ解散しようか｣
｢うん、送ってくれてありがとう｣
大石｢はは、気にしなくていいよ。明日の朝練は6時半からだからね、遅刻しないように！｣
｢早起き久しぶりだけど頑張る｣
乾｢おやすみ｣
河村｢また明日ね｣
｢おやすみなさい｣
バイバイ、と手を振ってみんなを見送る
みんなが見えなくなるのを待ちたかったのに
早く入れ、とジェスチャーされたので泣く泣く先に家に入らせてもらった
鍵閉めてチェーンもかけてバッチリ
｢疲れたぁ｣
普段こんなに長時間外にいることがないからさすがに疲れた
みんなみたいに運動してた訳じゃないけど⋯
そう考えるとみんなの体力ってすごい
ｰｰｰｰ
お風呂もご飯も済ませて、ベッドに入る
さっきまで賑やかだったせいか
いつもより寂しく感じるなあ
｢そうだ｣
アラームかけないと、とスマホを見ると
みんなからの｢これからよろしく｣メールがズラーっと並んでた
オマケに｢青学R陣｣というグループにも招待してくれてる
一人一人に返したいところだけど、
眠さに勝てないのでグループに入って、
｢みんなよろしくね｣とだけ返して眠りについた
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MOMO(プロフ) - とても面白いです！これからも頑張って下さい。 (2022年10月25日 16時) (
レス) @page32 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
牧(プロフ) - 毎日の楽しみです！財前とこれからどうなるのかもワクワクですね！ (2022年9月4日 17時) (レス) id: 0d6f1959a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2022年7月13日 22時
