見える者 漆

紛らわせよう ページ6

夕方



A「綺麗な空…」



もし…アレが出て来たら


もう私は…



A「気，紛らわせよ」



空の色にちなんで…



A『茜色した…陽だまりの中…無口な風が2人を包む…

歩幅合わせて…歩く坂道…いつも私は追いかけるぅだけ

躓いたり，転んで，泣いてみたり

決してうまく生きてる，あたしじゃ無いけど

貴方がぁほら，あたしの手を引くから

恐がる！心も！強くねぇ〜慣れぇるよぉ〜！


だぁから！泣いて笑って繋いだこの手はぁ！

重ねた言葉に負けぇない約束！

貴方に出会えた茜の空にぃ！


ほらぁあの日とぉ〜！同じ事をぉ〜願うよ』




ﾋｭｳｳ…


穏やかな風が髪を揺らした



A『やがて！別れが！訪れてもぉ〜

2人，全てを受け止めてくぅ…

出会った場所も！今いる場所もぉ〜！

永遠に心と繋がってるぅ〜

ほらぁ振り返れば足跡がぁ〜続くよぉ〜


だぁから！泣いて，笑って，繋いだこのぉ手は最後の時まで離しはしないで！

この道の先もまたぁ2人でぇ！

歩いて行こぉ〜！歩いて行こぉ〜！


だぁから！泣いて笑って繋いだこの手はぁ！

すべぇての言葉に負けない約束！

貴方と出会えた茜の空にぃ！

ほらあの日とぉ〜同じ事を願うよ！』









作「今回はいきものがかりの『茜色の約束』です」

よく分かった→←護衛…？

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