慣れてる ページ17
自分の車に戻ろうとすると上の方からバイクの音が聞こえた
『?』
こんな暗い中で目立つ長い金髪,スタイルからして女性
現場を見てたのかな?
「では署で事情聴取をお願いします」
「ぼ,僕!Aさんの車に乗りたい!」
『え?』
「こらっ!坊主!こんな美人の車に乗るなんて!」
『いいですよ。あの白いRX-7業者に出しちゃいましたし、パトカーじゃ全員乗れないでしょ?』
「しかし..」
「では自分もお願いできますか?」
『ぇ』
色黒で薄い金髪...
「ぶつけたの自分の車で」
『いいですよ。コナンくん助手席座る?』
「うん!」
車を走らせて約10分
「じゃあ目暮警部と行動する時もあるの?」
『そうだね。でもほとんど鑑識の仕事してるかな』
なんで質問受けてんの私...
『でもコナンくん、犯人が分かったからってそうズカズカとついて行っちゃダメだよ』
「は,は〜い」
「しかし先程のあなたの体術は見事でした」
『そんなこと』
「よく考えられてますね。
人は触られた所と同じ方を振り替える
その隙に反対の方から回り込み犯人の前に立つ
....まるで慣れてるかのようにやってみせましたね」
探りを入れてるな
その目付き,上がった口角...分かりやす過ぎる
『警察ですからいつどこでも出来るようになっておかないと』
「いい心構えですね」
あぁ,この人
...怖い
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時