当ててみなよ､探偵さん【名探偵コナン】 (ページ11)

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カラーページ11

｢あ～!楽しかった!!｣

｢ホントに!｣

｢また行きたいな｣

『蘭さん､誘っていただいてありがとうございました』

｢いえ!私がしたかっただけですから｣

話が弾んで夕方まで女子会をしてしまった｡

｢そんじゃあ私はここで｣

｢僕も｣

｢バイバイ!｣

『さよなら』

鈴木財閥の御令嬢と女子高生探偵か

蘭さんの友達ってすごい人ばっかだな...しかも旦那が工藤新一って

『あ､私帰りに寄りたいところがあるので』

｢うん!じゃあまた｣

『はい』

『あるかな...』

来たのは本屋

この前読みたかったのはコナンくんに渡したから

あんな悔しそうな顔してたら渡したくなるよ...

『あった』

やっぱ発売されたばかりだから目の行くところに置いてあるな

すぐにレジへ行こうと歩いたが､何となく視線をやったところに気になる本が置いてあった

『...あれも買おうかな』

と言ったが今度は結構高いところにあり､背伸びしても届かない..

『ﾊｧ～...諦めよ』

すると上へ手を伸ばしてさっきの本を取る人が

｢これですか?｣

『え､は...はい』

｢どうぞ｣

『ありがとうございます...』

茶髪に糸目....頭良さそうな人

｢その本はカラーリスト..美大生ですか?｣

『いえ､気になっただけで...』

｢そうですか｣

にこやかな笑顔だな....ってなに一般人を観察してるんだ私は

__いつもの癖が抜けてないな

『し,失礼します..』

早く帰って明日の仕事の準備しないと

,

｢AA...か｣

彼が片目だけ開いて見てたことに気づいいなかった