＜空想ノベライズ＞タワー・オブ・テラー (ページ8)

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ストラングとの出会いページ8

今は、1899年12月31日...
ホテルハイタワーの前に私とリリーはいる。

リリー「遂に突入ね、A。」
『うん。そういえば、あそこで記者会見会見をするらしいよ。』
「行ってみましょう。」

そのまま進もうとするリリーと新聞記者がぶつかる。

「いてて...そこの汝！」
『知らない人に対してその口の聞き方はやめたほうがいいんじゃない？』
新聞記者「すみません。」
『取材に行くんですか？』
新聞記者「はい。因みに私はマンフレット・ストラングです。」

ストラングはホテルハイタワーに入っていった。

『...親切な人だったね。にしてもそのまま入ったら子供だってばれるんじゃない？』
リリー「Aの言う通りね。我のパワーで何とかするわ。」

リリーはそう言うと持っている鎌を振って光を放った。
『ふう...まぶしい...』
「これ見て。」

リリーは鏡を取り出した。覗き込む。
身長が伸びて大人っぽくなっている。
鏡は何の変哲の無いものだったし、リリーの身長も高くなっているため
一時成長したのだと確信した。

『どういう仕組みかは説明できないけど...凄い！』
「初めて私の力を認めたわね。A。さあ、行きましょう。」

私達はホテルハイタワーの中へと入っていった。