・・・・ ※上記に同じく＆�鼎�ヤンデレ気味 ページ22
本当はパーティーに参加してもよかった。
だけどそれ以上に彼女の目と姿に魅せられて。
怯えたように小刻みに揺れる、ブルーアパタイト。
その目を砕いたら綺麗な欠片になって僕のコレクションになってくれるかななんて。
もし宝石だったなら、今すぐに砕いて加工して指輪にでもアクセサリーにでもして目の見えなくなった君をずっと傍に置いてあげられるんだけどな。
逃がさないと教え込むかのように、彼女の耳に歯を立てる。
みるみるうちに紅く染まる部分が愛おしい。
それ以上の事もやろうと思えば出来るけど今からトラウマを植え付けるのも可哀想だしね。
僕はちゃんと「待て」が出来る人だから？
『っうう』
少し涙の潤む目。溢れ出すダイヤモンドすら惜しくて指でつまむ。
試しに1人称を変えてみたけど結構効いてるみたい。
ぴったりとくっつく体と布越しに伝わる鼓動。
むちゃくちゃに高鳴ってて吹き出してしまいそう。
『何ですか。これ以上何もお出しできませんよ』
「いやなんでもないよ。ただ、君も女の子なんだなぁって」
『殴り飛ばしますよ？』
「現に手首押さえ付けてるから何も出来ないしさせない」
顔逸さないでよ。
言葉で誤魔化したって照れてるのは隠せてないんだから。
ってか、人ってこんなに暖かったんだ。
日付が変わってもずっとこのまま抱きしめていたい。
いつか絶対にラルを自分の物にするんだと決意した直後、薬を盛られたわけでもないのに瞼がそろりそろりと落ちてくる。
『________________________』
何て言ったのかな。
確認する暇も与えてくれない。
僕は君が好きだからね。
この鍵と同じように僕の手の中に連れ込んでしまえばいいんだよね？
君なら肯定してくれるって信じてるから。
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白狐-bilyakko-(プロフ) - リパ推しの雪さん» ありがとうございます！(*´`)更新頑張ります！！ (2021年3月1日 9時) (
レス) id: 6701540cff (このIDを非表示/違反報告)
リパ推しの雪 - すごい素敵な作品ですね！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月1日 5時) (レス) id: e92c1b8c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐ーbilyakkoー | 作成日時：2021年2月27日 1時
