隊長三十一 ページ35
Aside
『悠雷に怒られちゃうかしらね』
ウルキオラ「なら倒すだけだ」
『力比べは良いけど無理しちゃ駄目よ？』
隣に座るウルキオラにそう言うと少し嬉しそうな顔をしていた。
ハリベル「そんなに強いのか？お前の部下は」
私の膝に顔を埋めていたハリベルがふとそんな事を聞いてきた。
『勿論、私の可愛い弟子ですもの。あと百年くらいしたら私も追い抜かれちゃうわ』
ハリベルの頭を撫でると、ハリベルは目を細めて撫でられる。
『瀞霊廷一の力を持つ子達よ。追い抜こうとすれば簡単に追い抜かれちゃうわ』
バラガン「どれ程強いのだ？」
そのバラガンの言葉に全員の視線が私に向く。
『そうね……一番下の廉はギリギリ副隊長に勝てるくらいね。でも副隊長の悠雷は惣右介に簡単に勝てるくらいの力はあるんじゃないかしら？』
バラガン「末恐ろしい部隊じゃな」
『そう？昔はもっと酷かったわよ』
私の言葉に全員が不思議そうに私を見る。
『惣右介が言ってたでしょ？私達十四番隊は元拷問担当。地獄に落ちる罪人の罪を聞き出したり、あるいは霊王に歯向かう者を痛めつけたりするのが仕事なのよ。簡単に言えば手足の爪を全部剥ぎ取ったり、目玉を抉り出したりとかね』
スターク「随分と趣味の悪いこった」
『昔の護廷十三隊は護るって言うよりも殺すって子が多かったからね。慈悲なんてなかったわ』
優しさなんて欠片もなかった。
彼奴から尸魂界を守る為には仕方の無い事だったと思うしかない。
ザエルアポロ「という事は、A様も昔は随分と恐ろしい性格をなさっていたと？」
その言葉で目の前に座っているノイトラと目が合った。
『………私も昔は少しヤンチャだったのよ』
グリムジョー「こんなフワフワしてるお前がか？」
ゾマリ「グリムジョー、おやめなさい。人は思い出したくない過去の一つや二つあるものですよ」
ゾマリ言葉に救われたと思ったが同時に少し過去について思い出した事があった。
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アイ(プロフ) - すごく面白いです！！！更新待ってます♡ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 452b64bb9f (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - ななりさん» 作者の誤字でした。誠に申し訳ありません。 (2022年11月30日 0時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します！質問？なのですが、ノイトラの従属官はテスラだと思います！ステラは誤字でしょうか？ (2022年11月30日 0時) (レス) @page10 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリス | 作成日時：2022年11月14日 12時
