Feather (ページ35)

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変化ページ35

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半年間考えないようにしていた彼の名前が突然
頭の中を埋め尽くす

　「ユンギさん…」

NJ「あ…、ユンギヒョンに会いたい？」

　「あ、いえ！なにをしてるのかなって」

TH「ユンギヒョンなら、結婚式の準備してるんじゃなーい？」

JM「あれ？もうそんな時期なの？」

TH「だってもうプロポーズから1ヶ月たったじゃん」

　「え？」

TH「ユンギヒョンは、ハウンさんって人と結婚するんだよ～」

　「ユンギさんがプロポーズしたんですか？」

JM「うんん、ハウンさんが俺らとかみんなの前で公開プロポーズしたんだよ！」

NJ「…」

　「そうなんですか…」

JK「Aも来るよな、ユンギヒョンの結婚式」

　「え、招待されないよ。私なんか」

JK「俺が呼ぶから」

　「なんで？」

JK「諦めるために決まってんだろ」

　「諦める？」

JK「自覚してないとかないよな？」

　「…」

JK「とりあえず、ユンギヒョンは諦めろ」

グクの言う通り
今の話を聞いたって心の整理なんてついてない

いやむしろ今の話で諦めるってそんなの本当の恋じゃない気がする

だだ正当化してるだけかな？

ｶﾞﾁｬ

RM「あれ？また誰かきたぞ？」

JH「今度こそシュガヒョンが呼んだんじゃないですか？」

SG「だからなんで俺なんだよ」

JM「行ってきますよ」

JM「どうしたんですか！ヒョン」

YN「Aちゃんが帰ってきたって聞いたから」

　「え？」

YN「あ、Aちゃん、久しぶり」

　「久しぶりです…」

ｷﾞｭｯ

多分ユンギさんは挨拶としてしてるんだろうね
でも、私の心臓はバクバク

　「は、離れてください…」

YN「ごめんごめん笑」

JM「ユンギヒョンってそういう事するんですね」

YN「挨拶だろっ！大げさに言うなよ～」

あれ？すごく違和感

前のユンギさんにない悲しいオーラ

え？

　「ユンギさん？」

YN「ん？」

ほら、この笑顔じゃない。私が好きになったのは

　「どうしたんですか？」

YN「うん？」

騒がしい後ろの人たちの声が聞こえなくなって
彼の声で耳がいっぱいになる

YN「どうしたって何が？」

　「なにがあったんですか？」

YN「なにもないよ？」

　「雰囲気変わりましたね、なにを悩んでるんですか？」

YN「え？」

目を見開く彼には図星だったんだろうね

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