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ジェル「マッスル!!!」
ころん「ふうううう!」
さとみ「いいよ!!もっと行け!」
ジェル「マッッッスル!!」
ななもり「はーーっはーっははっwww」
上裸のジェルくんがボディビルダーかのように
次々とポーズを決める。
そのたびに周りからは歓声が上がる。
…私を除いて。
今のうちに帰ろうかな、なんて考えながら
こそこそと身支度をしていると、
ジェル「はい次のカード!」
王様を決める前にカードを引き始めた。
ジェル「えーっと、"右隣の人が罰ゲームを決める"…さとみ、決めて」
さとみ「俺右隣じゃねぇしw なんなら正面にいるしw」
あー嫌な予感がする。
やっぱり帰ればよかった。
あーやだ、神様仏様さとみ様、
どうか私の存在を消してください。
さとみ「じゃあAの…」
嬉しそうに言いかけて、
表情を変えて悩みこみ始めたさとみくん。
さとみ「やっぱやめるわ。"なーくんからビンタされる"で」
ジェル「え!めっちゃこわいねんけど!え、待って!w」
みんななーくんに注目する。
ななもり「え、ほんとにやるの?w」
でもなーくんはビンタする気なんて
さらさらないらしい。
ジェル「『ジェルくぅん……』…やめてくださいななもりさん!『行くでぇ…』やめてください!『おるぁっ!』ななもりさっ、いたっ、『おるぁっっ!』いたっ、なーく、やめっ」
自分で自分の頬を何度も叩くジェルくん。
私はカメラを向けてその光景を撮る。
ジェル「ちょ、るぅとくんまで、やめっ、『○ね!○ね!はやく○ね!!』ひどっ、ちょww」
るぅと「ねえほんとにひどいw」
場が落ち着いたところで最後の王様を決める。
A「私だ…!」
引いたカードの内容は、
なんとジェルくんと同じ"右隣の人が罰ゲームを決める"だった。
ちらっと右隣を見ると、
莉犬くんが嬉しそうにニヤニヤ笑っている。
莉犬「えーっとおw ほんとにいーの?w」
A「……」
莉犬「真顔やめろw」
あーもうやだ。運なさすぎ。
莉犬「じゃあTwitterにガチのボイス投稿で!」
A「まじで言ってる?!」
莉犬「まじ」
うわ〜もっと酷いの来ると思ってたけど
ボイス投稿もやだから
めっちゃ複雑な気持ち〜。
莉犬「ジェルくん内容考えてね」
ジェル「任せて」
A「わかりました後日投稿します」
そして投稿したボイスは
ただ私が好きと囁く内容。
シラフなジェルくんに
内容考えてもらったから助かった。
王様ゲームはもうこりごり。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
王様をゲーム/完
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かりん(プロフ) - ゆにさん» こんにちは !! 4周目 ?! うわあああ愛されてますね嬉しいです とってもとってもありがとうございます ( ; ; ) (2020年5月27日 11時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - どうもこんにちは(^^)この作品4周目中のゆにです(^^)すとぷり関連で1番好きかもです(°▽°) (2020年5月27日 0時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 切羽 糜愛さん» ですよねー笑 (2018年12月4日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
切羽 糜愛(プロフ) - 確かになーくんが言ったら怖そうw (2018年12月3日 6時) (レス) id: ba75b5c5fe (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - るーぺさん» わああ!ありがとうございます!がんばりましょうっ! (2018年11月30日 13時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりん | 作成日時:2018年11月4日 23時