帝王 ページ14
ジェル『るぅと〜〜』
るぅと「はい」
着信音がなったと思えば
朝からハイテンションな声が聞こえた。
ジェル『起きてる〜?』
るぅと「電話出てんじゃん」
そういやるぅとくん、私の隣で寝転がってる。
作業終わったみたい。
ジェル『Aは?』
A「あなたの声で起きたね」
ジェル『お〜愛する男の声で起きるんは幸せやろ〜?』
A「電話切ろ?」
るぅと「ジェルくんばいばい」
ジェル『え、ちょ、まっ』
るぅとくんなんの躊躇もなく電話切るやん…
私のケータイにLINEが一通。
ジェルすぐ迎えに行くわ
なんでこの人こんなに彼氏気取りなの…
私今日ジェボの相手にされるのかな…
こわいわジェルくん…
支度をしながら待っていると、
ピンポン連打が聞こえた。
るぅと「チッ…」
聞こえてないと思っているのか、
小さく舌打ちをして玄関に向かうるぅとくん。
A「…ww」
ジェル「おっはよーー☆ ほなA行こか!」
A「はいはいw」
なんでこんな元気なんだろ…
A「るぅとくん色々ありがとう〜お邪魔しました〜」
るぅと「ご愁傷さま〜」
A「こちらこそ〜」
るぅとくんとバイバイして、ジェルくんの家へ。
ジェル「ようこそ我が帝国へ!」
A「キムチの匂いしなくなってる」
ジェル「なんなんお前」
靴を脱いで一段のぼると、
A「わあっ!」
ジェル「『お前…えらい遅かったなあ…』」
体を壁に押し付けられて、
突如始まったジェルボイス劇場。
A「あの…w」
ジェル「『よくもこの前は…キムチ臭い言うてくれたなあ…』」
A「じぇるたーん?w」
セリフむちゃくちゃやないかい。
私の冷えた手をジェルくんの服の中に突っ込む。
昨日されたみたいに。
ジェル「おうっ!!!」
びっくりして飛び跳ねたジェルくん。
ジェル「びっくりさせんといてやあ〜」
A「こっちのセリフだわ」
手を引かれてやっと入ってこれたリビング。
A「何しますかー?」
ジェル「何もしない」
A「えw」
こんなん初めてw
ジェル「普通に…休日的な…感じで…」
A「なんでそんな自信なさげなのw」
ジェル「映画とか見るー?」
A「見るー」
二人でソファに並んで座る。
私の左手はなぜかぎゅっと握られている。
真剣な眼差しを画面に向けるジェルくんが
なんだかかわいくて、
ちょっとちょっかいを出したくなった。
508人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりん(プロフ) - ゆにさん» こんにちは !! 4周目 ?! うわあああ愛されてますね嬉しいです とってもとってもありがとうございます ( ; ; ) (2020年5月27日 11時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - どうもこんにちは(^^)この作品4周目中のゆにです(^^)すとぷり関連で1番好きかもです(°▽°) (2020年5月27日 0時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 切羽 糜愛さん» ですよねー笑 (2018年12月4日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
切羽 糜愛(プロフ) - 確かになーくんが言ったら怖そうw (2018年12月3日 6時) (レス) id: ba75b5c5fe (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - るーぺさん» わああ!ありがとうございます!がんばりましょうっ! (2018年11月30日 13時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かりん | 作成日時:2018年11月4日 23時