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白神side
結局、あの後は俺が出ることもなく、
1点差で1年が勝った。
伊月：「白神、わりぃな。付き添ってもらって。お前もゲーム、出ればよかったのに。俺は大丈夫だから。」
伊月先輩が申し訳なさそうに謝ってきた。
本当にこの人はお人好しだ。
俺が怪我させたも同然なのに。
白神：「何言ってんすか。別にそんなに出たかったわけじゃないんで、大丈夫っすよ。それに、俺が怪我させたみたいなもんですし。」
俺がそう言うと、伊月先輩は一瞬、驚いたような顔をして、ククッと笑った。
伊月：「お前、意外と優しいんだな」
白神：「意外とってなんすかw」
伊月：「いや、ちょっと冷たい奴なのかなって思ってたからな」
そんなふうに思われてたとは…
心外だな。
白神：「ひどいっすよ、先輩w」
伊月：「わりぃわりぃw」
でも、俺も少し意外なことはあった。
伊月先輩はもう少しクールかと思ってたけど
気さくで話しやすい先輩だった。
なんて、温かい人なんだろうって思った。
こんな人に巡り会えるなんて、俺は幸せ者だ。
いや、信じたらダメだ。
人はいつ変わるかなんて分からない。
いつ裏切るかなんて分からない。
あいつのようにな。
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千椛(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新楽しみに待ってます♪ (2022年2月22日 22時) (
レス) @page44 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
アクア - すっごい気になる終わり方デスネ、続き楽しみすぎてヤバいです。 (2020年8月3日 23時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
可也 - めちゃくちゃ面白かったです！続き楽しみにしてます！！！ (2019年6月14日 16時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2019年3月14日 9時
