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内村『なんでいるの』
「そっくりそのまま返したいんだけど」
ドアの前に立っている颯太。
ベッドに座ってこの部屋の主がクレンゲームで取ったであろう大きなぬいぐるみを抱きしめながら、その辺に置いてあった少女漫画を読んでいる私。
立場逆転。私はいつもとは違う静かなマイルームに違和感を感じて、颯太の部屋にやって来た。
「颯太ママ優しかったよ。お菓子もらった」
内村『いや、そうじゃなくて』
「少女漫画も案外面白いんだね。今までごめん」
内村『だからそうじゃなくて！···どうしたの。何かあった？』
声を荒らげて心配してくれる颯太に、何もなかったというのは嘘ではない。
ただ、正直に言えば。
「寂しかった、だけ」
内村『え·····』
「ごめんねいきなり。もう帰るから、安心して」
何やってんだろう私。
所詮、小さい頃から一緒な近所っていう関係だけで、颯太みたいに甘え上手でもない私が馴れ馴れしく人様の部屋に入ると、なんだかこっちも居心地が悪いかも。
スカートのポケットからブーブーとスマホのバイブが振動し、きっとお母さんからの連絡だ。と思えば早く家に帰りたくなった。
内村『待って』
突然掴まれた左手。
彼と目が合えば、なぜか胸が張り裂けそうだった。
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ぷむに(プロフ) - せいらさん» コメントありがとうございます☺️只今【王道vs3】を公開しました！是非ご覧ください☺️ (5月3日 18時) (
レス) id: cbc656dd8c (このIDを非表示/違反報告)
せいら(プロフ) - コメント失礼しますパスワードを教えて欲しいですお願いします🙇♀️ (5月2日 18時) (レス) @page50 id: f287b45294 (このIDを非表示/違反報告)
ぷむに(プロフ) - バラさん» コメントありがとうございます！なかなか更新出来ずにすみません💦不定期ですが、これからもこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年6月16日 21時) (レス) id: cbc656dd8c (このIDを非表示/違反報告)
バラ(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます。 (2022年6月14日 12時) (レス) @page4 id: e2d5e55f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷむに | 作成日時：2022年6月7日 14時
