産屋敷邸襲撃 ページ29
そろそろ来ると勘づいていた。
タキ「産屋敷邸襲撃ぃ!!!!!急いで迎え雪奈!」
『でもッ叶うならば来て欲しくなかったッ…!』
私はそれを聞いた瞬間駆け出した。
ここから少し遠い産屋敷邸まで。
ごめんなさい、お館様、守れないけれどせめて、
他のみんなは守るからっ。
お館様の優しい笑みを思い出しながら、私は
強く強く念じた。
私が着いた頃には産屋敷邸は爆破されていて
珠世が殺されかけるところだった。
『(既に薬は盛ったのか…!
ならもうここに珠世さんがいる必要は無い!)』
今後愈史郎は一人で生きていくことになる…それは
だめだ。珠世と愈史郎は幸せに暮らして欲しい。
私は珠世を助けるために地面を蹴り、
横抱きにしてその勢いでジャンプして木に登った。
珠「!!なぜ!!!」
『あなたはまだ生きるべきだッ!!あなたを逃がす。
必ず人間に戻って!!薬、あるのでしょう?
鬼舞辻無惨は…私が責任持って倒します!!!』
私はそのままの勢いで次々と来る柱に言った。
『柱同士で固まってて!!絶対離れちゃダメッ!!
優華、作戦は覚えてるよね?そのまま決行する!』
「了解ッ!!!宇髄さん!しのぶさんのそばに!
杏寿郎!無一郎くんの近くから離れないで!!」
宇「?!派手に分かったぜ!!胡蝶!!
そばを離れんなよッ!」
し「それは…こちらのセリフです!」
煉「分かった!!」
無「…」コク
「ほかの柱はとにかく
鬼舞辻無惨を倒すために集中して!」
珠「鬼舞辻は強いです…どうか…ご武運を」
『…ありがとう。次会うときは明るい話しましょうね」
私がそう言うと珠世は微笑んで森へと消えていった。
私は再び振り返り、鬼舞辻無惨を見た。
鬼「貴様からはとても嫌な雰囲気を感じる…。
何故だ?何故ここまで腹が立つのだ?」
『さぁね?私も同じだから分からない』
この物語の元凶、私の大嫌いな鬼
『覚悟しろ、鬼舞辻無惨。私はお前を倒す。』
必ずだ、と睨みを効かせると
無惨は気味の悪い顔で笑った。
鬼「やれるもんならやってみろ。」
全員で一気に追い込んだ。
でもそれは無限城への入口…。
私達は無限城へと落ちていった。
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時