男好き85 ページ40
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…取りあえず、不死川さんがあの日隠に変装していた私を探している事は分かった。
しかし、何故それで私の屋敷へ来るのか、
この態度を見る限り私と彼女が同一人物だという事には気付いていないようだけど。
私の考えている事が分かったのか、
前話した時にてめぇに仕えてるって言ってたんだよ、と言う不死川さん。
『あー…』
確かに、そんな事を言った様な気も、する。
あの時は私自身、かなり気を緩めていたから、その後の配慮が疎かになっていたようだ。
また、まさか不死川さんが私を探す何て事をするとは、想定外の事だった。
その事に、少し喜んでいる自分がいた。
だが、
不死川さんを幻滅させない為にも、
私の今後の行動に支障をきたさない為にも、
真実は隠し通さなくてはならない。
「で、どうなんだよ？知ってんのかぁ？」
食い気味で私に問いかけた。
『いえ…、私の屋敷にはその様な方は居ないかと』
他を当たってみては如何でしょう、と続ける。
「嘘つくんじゃねぇ、じゃあさっきの何やら思い出した様な表情は何なんだ？あぁ？」
『そんな方居たかなぁと、記憶を辿っていたんですよ。
でもまぁ、私は屋敷の者は全員把握しておりますので、
その女性が居ないのは確かですね』
私の返答に、どうも腑に落ちないという顔をする不死川さん。
何とも表現出来ない空気が広がる。
「緊急ダッ、直チニ本部ヘ集マレ！緊急！緊急ダ〜ッ！」
そんな空気は、鴉の声と共に一変した。
『…だそうですよ、不死川さん。
私は荷物を置いて向かうので、では、後程』
私は軽く会釈し、屋敷へ入った。
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匿名 - 濃ゆいって方言ですか？ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: e1da86b5ff (このIDを非表示/違反報告)
麗優(プロフ) - ほんとですよね笑 無敵だけどいい迷惑ですね。はい、よろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 114271c2f5 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 猫まんまさん» あ、そうなんですか（笑）教えていただいてありがとうございます！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 麗優さん» 何で職場なんですかね、、ほんとあれは無敵スキルですよね、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 3a359f279c (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - 伊織さん» あっ。でも、そのグループ解散しちゃって…。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: a02a4587d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年12月4日 22時
