炭治郎の許嫁ちゃん。 弐 【鬼滅の刃】

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「＿＿水の呼吸 弍ノ型 改 横水車！！」


炭治郎は近くにあった木を切る

するとその木は鬼へと倒れていき、鬼は木の下敷きになる

その隙に、炭治郎とAは呼吸を整え＿＿＿


「水の呼吸 拾ノ型＿＿」

『草の呼吸 漆ノ型＿＿＿』

呼吸を使おうとした時、鬼は上に乗っかっている木を持ち上げた

「ッ！」

ふたりの刀が、木にめり込む

そのまま二人は、飛ばされる

「A！」

手を引かれ、抱き締められる

「伊之助死ぬな！！そいつは十二鬼月だ！！俺が戻るまで死ぬな！！死ぬな！！ 絶対に死ぬな！」

『ッ頑張って！！！！死んだら、死んだら許さないんだから！！！』


そのまま遠くへ飛ばされる。炭治郎が呼吸を使って地面へ着地する

周りを見渡していると、女の人の叫び声が聞こえる


｢ぎゃぁぁぁぁ！！！｣


｢何見てるの？見せ物じゃないんだけど｣



女の子は顔の色んな場所に細い線の傷が出来ていた
男の子の手には細い線の糸を持っていてその糸には血がついていた。

「……何してるんだ！仲間じゃないのか！」


「仲間？そんな薄っぺらなものと同じにするな
僕達は家族だ、強い絆で結ばれているんだ
それにこれは僕と姉さんの問題だよ
余計な口出しするなら刻むから」

「家族も仲間も強い絆で結ばれていれば どちらも同じように尊い 血の繋がりが無ければ薄っぺらだなんてそんなことはない！！」

「それから 強い絆で結ばれている者は信頼の匂いがする だけどお前達からは 恐怖と 憎しみと 嫌悪の匂いしかしない！」

『そんなの＿＿＿絆とは言わない！！！』

『「偽物だ！！！」』

二人は声を合わせて叫んだ

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