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30話 ページ31

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森「3人とも、お疲れ様」


あの後無事帰ってきた3人は、首領の元に報告に行った


太宰「まぁ…僕以外無事じゃないけど」


報告より先に処置を受けた俺達は、包帯が巻かれていたりしている。


『ま、中原が一番無事じゃないけどな。骨何本も折れてるし。』

横目で笑うように見ると、あからさまに不機嫌な顔をした

森「まぁまぁ。生きてここにいるだけで有難いよ。__本当に有難う」

『……で、これで晴れて俺()はポートマフィアの一員って訳だな』

そう言うと2人は はぁ? と驚いた顔で此方を向いた

『だってお前ら、入った時期的には最近だろ?_これが要はこの3人の初仕事(・・・)って訳だ__そうだろ?首領』

睨むように首領の方を向くと、当の本人は笑っていた

森「ふふ、君にはかなわないね。石川君。」

『ま、このぐらい見抜けないと盗っ人やってらんねぇから』
太宰「ほんと、君には驚きっぱなしだよ」

手を挙げて 降参 とでも言うかのように呆れた

中原「つくづく手前はムカつくやつだな……」


笑い声が首領室に響く、


その時の俺は、今までで一番楽しかったのかもしれない。


きっと今の俺の顔は、()から笑えていたんだろう



首領(森さん)はその俺の様子を、温かく見守っていた







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そして、彼らは進む→←29話



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作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時

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