マフィアの文豪三大クズは【青の時代】【文スト】 (ページ29)

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28話ページ29

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太宰「中也！まだ異能が分かってないから油断しないでよ！」
中原「言われなくとも分かってるよ！」
『中原！』
中原「おう！」

自分の異能力＿『一握の砂』で時を止め、
中原の重力操作で敵を貼り付ける＿単純な方法。

だったのだが

中原「ッ！！」

時が戻った瞬間＿中原は吹っ飛ばされた

中原「グッ……はァ…？」

青山「重力って結構…重いな…」
まだ余裕な顔をしたそいつが立っていた

青山「多分帽子君の骨、何本か折っちゃったね＿＿ま、悪気はないんだけど」

太宰「なっ」
『＿＿若しかしてあんたの名前って』

青山「あれ、気づいちゃった？」

確か前に、身体強化の異能を持つ少年暗殺者が＿＿

青山「気づいたなら仕方無いか＿」

確か名前は＿

"青山光二"

青山「流石能力使いの盗っ人(・・・・・・・・)君だ。俺の名前は青山光二」

『そして異能力＿『修羅の人』身体強化の異能だッ！！』

砂を固めた破片状のものを一斉に飛ばす

太宰「身体強化の異能か＿！！」

青山「そこの包帯君に触れられてしまったら無効化してしまうけど＿＿触れられなければ此方のものだからね！」

破片状の砂を、その足と手で破壊する

『チッ』

中原「じゃあこれも破壊されるんだろうなッ！」

さっき自分がぶつかった壁の欠片を重力操作で投げる

青山「勿論＿！！」

青山「これからだ！この戦いは──」

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