25話 ページ26
.
中原「ッ…何言って」
伊坂「俺さァ…最初、自首しようとしてたんだ」
伊坂「その時に、光二さんに会った」
伊坂「"役目を果たしたら、君にのしかかる
伊坂「光二さんに言われたことは沢山やった。でも余計にそれが罪としてのしかかってきた気がするんだ」
伊坂「俺の兄さんは俺と真反対で、優しくて、平和的だったけど」
伊坂「俺は全くそんなのじゃない。放火して、人を殺 して__それをしているうちにわかんなくなってさ」
泣きそうな顔をして_
伊坂「なぁ。兄さんと光二さんがやろうとした事を_お前がやってくれよ」
伊坂「___敵にこんなこと言うのおかしいけどさ__頼む_罪から
そして最後に小さい声でこう言った__
"______"
中原「…わーったよ。」
ザシュッ_
伊坂幸太郎だったものが、そこに崩れた
『中原!』
中原「こっちは終わった!_あとは太宰の野郎かッ!」
.
太宰「はぁ_全く_そっちは剣なのにこっちは銃だなんて
佐藤「知るかよ_お前のせいだ」
なんとかギリギリで剣を避ける
太宰「嘗て仏蘭西のカトリック教会における聖人だった_
佐藤「嗚呼そうだが?!」
太宰「その女性が君を導いたそうだけど__どういうご関係?」
佐藤「どうでもいいだろッ」
太宰「__愛人 知人_それまた仕事仲間とか_」
佐藤「だからお前には関係ないッ!!」
髪が数本切れた。
太宰「危ないなァッ!」
バンバン_
佐藤「_二代目救国の乙女_」
太宰「そうそう、それだ_確か_」
2人「「ラ・ピュセル」」
太宰「君は若しかして__その人のことを好きだったのかい?」
そう言うと彼は動揺し剣がブレた
佐藤「うるっさい__!!」
太宰「当たりだね……!」
彼女を想った人の名前は確か__ッ!!
.
71人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時