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百二十八話 二大勢力 ページ28

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横浜に在る、とある広場。



プランターの縁に腰掛けている太宰は姿を現した待人を見て、一方は地面に足を付け立ち上がった。



「ようこそ、首領」



何の感情も見られない微笑みを浮かべる太宰に森はニコリと笑って手を振った。





「太宰君、四年振りだねぇ。」





彼は黒蜥蜴を従え、太宰に歩み寄る。






「私が購ってあげた外套はまだ使っているかい?太宰君」







「もちろん、焼きました」





笑って言ってのける太宰。



読めない笑みを浮かべてみせる森。



其処に、音のない足音が響く。





「ポートマフィア首領、森鷗外殿」






福沢は腰に刀を佩び、森の方へ足を踏み出した。


その少し離れた位置に、国木田が硬い表情で控えている。





「武装探偵社社長、福沢諭吉殿」






二人の間に置かれていた距離が、縮められる。



そして、ヨコハマの二大勢力の首領同士が対峙した。






『______ッ』



重い雰囲気の中、Aはグッと拳を握り、手帳を握り締めた




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舞。(プロフ) - 心さん» ありがとうございます〜!!!更新頑張ります! (2019年11月17日 22時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年11月17日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞。 | 作成日時:2019年11月12日 15時

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