【ハイキュー】顔だけなんです。

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『……』

影「……」


いや気まづ。



一緒に帰ろうって言ったの君だよね？
喋ろうよ…



影「あの……」


やっと喋りだしたか…


『影山君？』


影山君は立ち止まって私をまっすぐ見つめた

その顔を上手く見返すことが出来なくて目を逸らしてしまった






影「Aさんはどうしてバレーをやめたんですか？」


『……え。』


なんで、知ってるの？


影「俺が中二の時、たまたま女バレを見る機会があって
すげぇ美人がいるって同じチームのやつが騒いでてその人がAさんだったんです」


北川第一は私の住んでる市の隣の市な学校
だから、私のことを知っていてもおかしくないのか…？



『そっか、なんか恥ずかしいな』

影山君は顔を赤くするどころか私の目をしっかり合わせようとしてくる


影「Aさんは別にバレーが上手いわけではなかったと思います」


こいつ……本人に言うか？


『…結局、何が言いたいの。』

少し傷つきましたという顔を作って影山君を軽く睨む



影「でも、俺に初めて話しかけてくれた時……この人はバレーが好きなんだと思いました」


何を言っているんだ、初めて話しかけてくれたって…そんなことあった？


影「今のAさんは…その……上手く言えないんすけど……笑顔だけど笑顔じゃないって言うか…」


『……。』


影「だから、おれは！」


『嬉しいな、』

影「え……」



『影山君に中学2年生の時から私を知ってくれてたなんて…なんか嬉しいﾆｺｯ』



あんたに私の何がわかるの




影「おれは！」


「何してんの？こんな夜に」


『あ……』






影「及川さん!!」

及「やっほー！飛雄ちゃん、Aちゃん」

イケメン正セッター…

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