【ブラコン】もう一人の兄弟は【男主】

２話 ページ4

棗「久々に遊びに来たぞ」


棗……………


棗「入っていいか？」


棗だ………………



『好きにすれば…………？』





棗「なら上がらせてもらう」





久々だなぁ………………



棗「今日はゲームの試作品持ってきた。やってみてくれ。あとは……………………あっ、新しい兄弟が出来るらしいな。誰かから聞いたか？」



『祈織………………』




棗「アイツもよくやるなぁ…………………」



コイツとは喋れる



なんでかとかそんなん知らない





棗「ん？お前、また痩せたか…………？飯ちゃんと食ってんの？」


そう言って持ち上げられんのも久々


『っ…………………』




棗「ちゃんと食えよ、軽すぎな………………」





『関係ない………………』




棗「関係なくはない、兄弟だろ？あっ、俺ん家くるか？」



正直な所行きたい


でも



『いやだ……………』




迷惑だろ？



それに




『それにお前猫飼ってる…………』





棗「お前動物アレルギーだったな………………あっ、俺大丈夫なのか？」



『…………………？』



棗「毛とか付いてるだろ、多分……………」



『それは………………大丈夫じゃない……けど………………』



棗「ん？」



『なんか……………………大丈夫…………………』



棗「なんだそれ」





『大丈夫…………………』






証明したくて抱きついた


だってやだし


コイツ来てくんなくなったら


多分俺


ﾀﾋんでんだろーし




棗「まあお前が生きてて良かったよ、確認しとかねーと生きてるって保証がなくなる」





なんだそれ



子供扱いやめろ



撫でんなバカ





棗「また来るな。次は……………来週の水曜日辺りになるかな」





『………………おう』









棗「じゃあな」








頭軽く叩かれた………………




棗ぐらいにしか喋んないけど



他にも喋る気にはならない







なんでだろうな









まあ最終





どうでもいい

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