パンダの妹

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｢よし、わかった？わかったね？今日の夜ご飯は硝子から学長に言えばどうにかしてくれるだろうし｣

『わかったヨー、悟サン』



話がついた所でみんな肩の力を抜き始める



｢んじゃ、ちょっくら僕は出張に行ってくるからまあ、何かあれば携帯にかけてよ。今日はどんな駅弁食べようかな〜｣



と呑気な発言をすると同時に姿を消す五条



｢よし、オレらも行くか｣



『うん！硝子サンありがとネー！！』




｢失礼しました｣


｢ああ、頑張ってね｣

｢すじこ｣




それに習いぼちぼちと行動を始める。外は曇天だった




『雨が降るヨ』







記録──２０１８年７月

西東京市 栄集少年院 同・運動場上空

特級仮想怨霊(名称未定)

その呪胎を非術師数名の目視で確認

緊急事態のため 高専1年生が3名派遣され





＿＿＿＿＿＿内1名 死亡



伊地知が慌てて高専内にやって来た



しかし今はほとんどの術師が任務に向かっている、Aを除いて



｢睦見さん、絶対ですよ。特級呪霊に出くわしても戦ってはいけません。何かが起こるまでは伏黒くんと一緒にいてください、良いですね｣



『わかったヨ、1年生はどんな状態なノ？』



｢…釘崎さんは負傷の為病院へ、伏黒くんは少年院前で待機中です。そして、宿儺の器虎杖くんが、少年院内で特級呪霊と戦闘中です｣



Aが珍しく厳しい面持ちをしている


関わりがないとは言えど自分達の後輩だ、慎重にならないわけがなかった





『わかったヨ、ありがとう。行ってくるネ』

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