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masakado side
Aと電話を切って、ちょっと間ソファーでぼーっとした。
引き止めるべきやったんか、否か。
ギターに手を伸ばして適当に音を出して、それでも落ち着かへんからお酒でも飲もうとキッチンに行った。
目に入ったのは二人分用意したご飯。
…何で今更電話なんか掛けてくんねんって苛立ちと、行かせた後悔。
“ピンポーン”
突然鳴ったインターフォンに、こんな時間に突撃訪問すんのは大吾だけやと、カメラも確認せずに鍵を開けた。
正「…丁度良かったわあ。飲みたいから付き合っ……」
「はぁっ、はあっ、」
目を疑った。目の前に、息を切らせたAがおるんやもん。しかも、大吾やと思って出たから「うわぁ！」なんて変な声出してもうたし。
正「なん、なんでおるんよ！？」
「えっ？正門くんがご飯一緒に食べよって言うたんやろ？」
言うたけども。誘ったけども。
「自分で決めって言ったやろ？」
正「うん、言うた」
「私、誠也のところ行かんかった。もう大丈夫！だから褒めてや、正門くん」
何これ。泣きそうや…
正「何なんよもお〜」
Aに体を預けるように倒れ込んだら、「重っ！」って文句言いながら支えてくれた。Aはどこか、スッキリしたような晴々した顔で。
「正門くん、お腹空いた！」
正「…俺も笑」
二人で遅めの晩ごはんを食べて、世間話をして。何でもないことがこんなにも幸せなことなんやって、Aとおったら日々思わずにはおられへん。
正「そう言えばさっき褒めてやって言うたよなあ」
「ん？あぁ、うん」
ソファーで寛ぐAを思いっきりぎゅーっと抱き締める。
「うわっ、苦しっ！」
正「偉かったなあ、」
「…ふふっ、偉かった。」
ちゃんと気持ちの整理が出来たAには、これからいっぱいの好きを伝えよ。
正「A〜〜〜」
「ん？」
今一瞬だけ、金髪くんの気持ちが分かったような気がした。付き合ってないのにキスしたいって思う気持ち、まさに今の俺や…
正「チューしてもいい？」
一応、確認したけど「それはちゃんと付き合ってから」と怒られた。
怒られても嬉しいねん。今はまだって言うてたAが、今はもう好きじゃないとはっきり言い切って。ほぼ100%無理な状態から、ちょっとでも可能性が近づいたかもって思うと、嬉しいなって思う。
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
