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正門くんの彼女になって、変わったこと。それは、バンドの練習をしているスタジオにおいでと誘われたこと。
今まで完成された本番のステージしか見たことがなかったから、誘われた時は嬉しかった。
佐「Aちゃんや！！」
正門くんの背後から中を覗くと、晶哉が嬉しそうに声を上げた。内心、誠也もおるんかな…ってビクビクしていたから晶哉を見て安心する。誠也は、今のところおらへんみたい。
「晶哉めっちゃドラム叩いとる！」
佐「そうよ、練習ちゃんとしてんねんで！？」
正「俺も晶哉に色々教えてもらってんねん」
「へぇ〜、やっぱり只者ちゃうねんな、晶哉」
小「おつ〜。おっ、Aちゃんや。」
福「練習見にきたん？」
「そうやねん〜。邪魔せんように端っこで見とくな〜」
こじけんと大晴くんが揃って入ってきて、一気に賑やかになる。
末「おつ〜」
誠也の声がして、思わずビクッと肩が上がった。別に意識してるわけちゃうのに、勝手に反応してしまうんよな…
末「あ、おつかれさまでーす」
「オツカレサマデス…」
会社の先輩と後輩である以上、知らん振りするわけにもいかず。お互い、ぶっきらぼうに挨拶を交わした。
正「A、こっち来て。」
優しく手招きをして私を呼んだ正門くんは、腰に手を回しグッと自分の方へ引き寄せた。びっくりして、上半身だけ仰け反るけど、そんなのお構いなしで。
正「俺とA、付き合うことになってん。」
福「ガチ？」
正「おん、ガチ」
多分、正門くん的には誠也を除くみんなから「おめでとー！！」ってのを期待してたんやと思うんやけど…
佐「やっと付き合ったんですか、まぁおめでとー」
小「ひっつくの遅いねん、こっちまでモヤってたわ。まぁおめでとー」
福「まぁおめでとー」
正「ちょっとみんなもっと喜んでくれても良くない？まぁおめでとーって全然心こもってないやん！」
正門くんが拗ねると、みんな楽器をジャンジャカ鳴らして「おめでとー！」と祝ってくれた。
正「てことなんで誠也くん、俺の彼女なんで。」
末「ほぉん。じゃあ一つええこと教えといたるわ」
みんなが楽器を弾きだしたり叩き出した音に紛れて、誠也は正門くんの耳元で何かを言った。
「ちょっ、何言おうと、」
ボソッと何かを呟いた誠也は、面白そうに笑っていた。
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
