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suezawa side
今日は大橋と、約束していたバンドの見学に来た。
正直言うて、そこまで期待してないっていうか。遊びでやってないって言うけど、プロにもなれてないやんてちょっと馬鹿にした気持ちもある。
大体、バンド名も『小島と愉快な仲間たち』やっけ？それも、ふざけた名前やし。
大「あっ、大ちゃんおるやん」
西「お、来たか、金髪野郎」
末「前回も思っとったけどその金髪野郎って何なん？俺金髪ちゃうし、金髪の時の俺知らんやろ？」
末「おーい無視か！」
大「もぉ、末澤ええやん。大ちゃん人見知りやねん笑」
いきなり初対面で人のこと金髪野郎呼ばわりしてきたやつが、人見知り…？
大橋に宥められてとりあえず他のバンドの演奏やら歌を聴いた。
大「あっ、正門や。」
大橋がそう言ってステージに向かって手を振る。
正門もこっちに気付いて、目を細めて手を振っていた。
あんなポワンポワンしたやつがギターなんか弾けるんかい。
と、ステージを見るまで思っていたことを全部撤回したい、馬鹿にして申し訳ないと思うほど、凄いステージやった…
『圧巻』って、こういう時に使う言葉なんやって思った。
末「正直ナメてたわ、ごめん。」
佐「でしょうね、まぁいいんですけど」
小「俺らとバンドやりたくなったでしょ？」
正「誠也くん、改めて一緒にバンドやりませんか？」
改めてお願いされて、手を差し出すと嬉しそうに笑った正門。さっきまでめちゃくちゃ格好良くギターかき鳴らしとったのに。
何を言われても、どんなステージでも、断るつもりで来たのに。何が俺の心を動かしたかって、クオリティとかちゃうねん。
全員が楽しそうやったから。
只々、楽しそうに演奏して歌う姿が100%断ろうと思っていた俺の心を動かした。
末「ただ直ぐには無理やで！？俺も人前で歌うからにはちゃんと練習したいもん。」
正「分かりました。じゃあスタジオの場所送るんで連絡先、交換しましょ」
佐「俺、誠也くんの声イメージして曲作りたい！」
小「オリジナル？めっちゃええやんそれ！俺歌詞書きたい！」
末「あ、バンド名は変更してな？」
小「なんでやねん！」
正「あっ、もう一人メンバー紹介するからちょっと待ってて」
そう言って連れてきた、ベースの子。
福「どうもっ、福本です！俺も最近入ったばっかなんで一緒に楽しみましょ〜」
末「俺は末澤。よろしく。」
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
